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📖マリアビートル & AX📖

2024年1月3日(水)読了

作者:伊坂 幸太郎 さん

あらすじ(マリアビートル):
酒浸りの殺し屋「木村」と表面は優等生だが裏の顔は悪魔のような中学生「王子」。
息子を王子に人質に取られて、やむを得ず王子の言いなりになり、王子とともに東北新幹線に乗らさせている木村。
その新幹線には、「蜜柑」と「檸檬」という二人組みの腕利きの殺し屋と気が弱く運の悪い殺し屋「天道虫」もそれぞれの任務を持って乗り合わせていた。
さらに「スズメバチ」という殺し屋も現れ、各々の思惑が交錯しながら、新幹線は仙台へと進む。

あらすじ(AX):
「兜」は一流の殺し屋ではあるが、家庭の中では恐妻家で、妻に頭が上がらない。
「兜」は「医師」から仕事を請け負っているが、もう物騒な仕事は辞めたいと思っている。
そんな「兜」が「医師」から別の殺し屋の始末を依頼されて、また別の殺し屋が「医師」から「兜」の始末を依頼されて・・・。

「グラスホッパー」から続く、伊坂 幸太郎さんの殺し屋シリーズ三部作です。
個人的には「グラスホッパー」もあんまり好みではなかったのですが、三部作ということもあり、三作とも読んでみることにしました。
「マリアビートル」もそれほど・・・という感じでしたが、最後の「AX」は前作と比べると人間味があって、結構おもしろく読めました。
あくまで個人的主観で、おもしろい=笑えるではないですが。。。

三作とも、殺し屋が元締めから依頼を受けて、それを敢行しようとすると別の殺し屋との絡みが始まるというようなストーリーですが、自分的にあまりおもしろく感じなかったのは、たぶん自分が「勧善懲悪」的な話が好きなのかもしれません。

伊坂幸太郎さんの他の作品では、「ゴールデンスランバー」は映画を観たはず。ただ、ストーリーはほとんど覚えていないですが。。。
「アヒルと鴨のコインロッカー」も伊坂幸太郎さんの作品だったと思いますが、こちらは映画も観ていないので、映画観るか原作読むかしてみようかなと思っています。

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