望月ひめ

少し不思議な漫画を描いたり、歌ったりします。

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    望月ひめが描いた漫画です。

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にじおじさん

望月ひめ
5年前
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2019年6月終わりの推薦図書

私は文学少女という存在に憧れています。 長い三つ編みに繻子のリボン、古めかしい優等生然としていながらマルキ・ド・サドを平気で読む、大人しそうでいて頭の中は好き放…

望月ひめ
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推薦図書 - 悪童日記・ふたりの証拠・第三の嘘

「悪童日記」の原題は「大きなノートブック」だそうです。 主人公にとって「大きなノートブック」は自分の体そのもの、という存在だったのだなぁと三冊読み終わると思えま…

望月ひめ
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クリスタで描いた絵

望月ひめ
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やまなし

望月ひめ
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ペン画

望月ひめ
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うしろにいるひ(第一部)

望月ひめ
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2019年6月終わりの推薦図書

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私は文学少女という存在に憧れています。
長い三つ編みに繻子のリボン、古めかしい優等生然としていながらマルキ・ド・サドを平気で読む、大人しそうでいて頭の中は好き放題な思考でいっぱい。キティちゃんより学業成就のお守りをぶら下げて…(ディテールは省略します)
そんな文学少女に、私はなりたい。本を読みます。

小説 - 「“文学少女”と死にたがりの道化」

この小説に登場する文学少女天野遠子は物語の描かれ

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推薦図書 - 悪童日記・ふたりの証拠・第三の嘘

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「悪童日記」の原題は「大きなノートブック」だそうです。

主人公にとって「大きなノートブック」は自分の体そのもの、という存在だったのだなぁと三冊読み終わると思えます。ペンをもって白い紙を埋め尽している時だけ生きた心地がするような。
何度も読み返して、ノートブックへの執念に当てられて、絶望的な距離を感じては立ち去るのです。何度も挑戦するように読み返しては、決してかなわないと思い知らされるのです。

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