翻訳メモ201.239/10/6〜7あたり。

翻訳メモ

【細かなメモ201】
201前半

*光はプリ、反射した写真のイメージ
*聞き取れる、聞き取れない、
*まとめていって言葉ができる。
*細かく走っていくような仏語。ぱ、ふぉんでゅ、以外にしゅーるとかBE動詞のやつがよく聞こえる。

201 Y 後半
*呼びかけが多い。じゅまぺーる、もんすた、もんすた。かっしおふ。


*語を聞いて訳すか、イメージが生まれて訳すか

*人が喋る、スコープが喋る、解説する
*大きな感情のシーンでのベースの言葉どうする
*変だ、変態 人につけるか、感情につけるか、目をそらす
変態は恐怖度小さいかな…
*呪ってやる/くそったれ


========
10/6
○直情的な言葉は、バラバラにしにくい。
心象風景、風景はしやすい。
-それ以外ない、音=意味。当確でなくても「構わない」という情。持っている言葉に全部当てる。
○スコープはしやすい。ある種立場がはっきりしているから。外から見る、「語り手」の立場にしっかりなっている。⇔人の言葉に迷う。発語、相手のいる・いない、直情、風景、心象。
○終わっている事(話)であること。-鍵になりそうな。
○訛りについて。/意味について。
仏語はパ行が多いなとか、タンタンタンタンタン、と理解するのとは別の窓口で、口の使い方の世界がある。
ブラックピンク、レゲエの人。
母国の(意味の)響きと、外国の意味。
通じる事と、その発音の世界にいること。

松田聖子の青い珊瑚礁、♪あー私のー恋はー
…他の意味で捉えることがもう難しい。

○201はフランス人に読んで貰った録音を聴きながら訳してみた。
・音の響きから→でも、まっすぐな訳になってしまう?
仏語の意味それ以外に聞こえない体験。
これはずっと以前に横田さんの訳を見てこれ以外ない…となったのに似てる。
・言葉の性質として直情もあるかもしれない…
・音の響きで、単純に面白かったのはet(〜と)とかが案外はっきり発音されていること。
・仏語録音を聴いて、イメージする通り一度に書き出すのもやってみた。

・ベースとしての面白さ?どうだろう。

☆いくつもの訳のバージョンに乗り、今ここでは無理だ、という心境になってきた。これは極めて前向きな意味で。

時間的な問題でもなく、どのベースを、(ベースでなくなるかもしれない)組み換えていくか、組み立てていくか、この作業の内の検証にとどまらないと思えたのだ。

-だから、是非解体前提、違うものがベースになり変わるような前提で、稽古を重ねていきたい。-こんな意識になった事を皆と共有したいと思った。


========

○読んで貰った仏語録音、タラタラタータラ、のリズムで区切られていた。

ついでに、筆記。沢山書かせる割に発音が短い。でも、そうなのだ。書きつける-目分するために情報が増える。けれど意味は音-それ、なのだろう。

○野口雨情(うじょう)。童謡作家。音がそのまま意味だと言っていた。何度も何度も生活の中でも練り直す。版ごとに変化したりもした。
歌われる、散文ではいけない、形には。
⇔初音ミクの歌われない早口。でもあの早口の部分にも、三拍子のリズムがある。

○読む速さと口に出す速さ。
仏語に比べ日本語はゆっくりなのかと思ったが、黙読の際のスピードは変わらないのだろうか?

○時制のない言語を地でいく今。
翻訳にあたり時制の文法まで気が回らず訳している。その時の感覚。
-だが、「思い出す」とか自体ないんだろうか?ジュマペール、呼ぶ、思い出す、私の名前は〜
呼ぶという意味はあるんだろうか。
感覚の元から固定する。固定先の一つ(思い出す)はないが、呼ぶ、という感覚はあったりするのか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?