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視覚で伝える言語

この春転職と合わせて始めた習い事が「手話」です

キッカケはサービス業(コンビニエンスストア)に就いていた時にろうあ者に会った時のこと
女性のお客様は手話のみ、男性のお客様は少し口語もできるようでした

コンビニはとにかく聞くことが多いです
袋はいりますか?
お箸はいりますか?
スプーン・フォークはいりますか?
(環境の観念から辞退する人多い・積極的につけない)
お手拭きご利用ですか?
お弁当温めますか?
焼き鳥、フライヤー(につけるもの)
冬場だとホットコーヒー(これは冬に限らず)、中華まん、おでん、その方はタバコも嗜んでいたようなので…

ジェスチャーで応対しましたが、思うようにやり取りができず、女性のお客様が怒り出し(風に見えた)
時間はかかりましたが、なんとかお渡しまで
2度は来てもらえないだろうな…と思いきや、次の来店は間もなくのことでした

その時は別の方が接客しましたが、やはり苦戦

わずかな期間ですが医療職に就いていた時期もあり、これからいろいろな日と接する機会があるであろう時にろうあ者とコミュニケーションが取れたら、うまく通じなくても“寄り添いたい気持ち”だけでも察してもらえたら…
私も社会的弱者なので、違う角度からでも助けにになれたらと思い参加を決意しました

役所で手話でやり取りしているところを何度か見かけましたが早い…難しそう
自力で勉強するにはすぐ投げ出しそう
管内で活動しているサークルがありましたが、加入するには最低初心者コースを修了していることが必須であること
その初心者コースにあたる「手話奉仕員養成講座(入門・基礎課程)」年度始めから開講されることを知りました

その段階では次の職がどうなるか決まっておらず、仮エントリー
無事新しい職が決まり、就労先に事情を話した上で開講曜日のみシフト調整してもらえることに
(障害者に優しい会社なのです…障害者雇用枠あり)

迎えた初回
夜の部に参加する20名の受講者(満員)たちと、地元のろうあ者と講師(役所で見た方でした)

開講にあたり主催者から手話混じり挨拶
あとは当事者で…今後の会場設営と片付けは参加者同士交代でお願いしますと去って行った
いざスタート

手話とは
・「見える言語」であるため手だけでなく「口や体」での表現も大事
・手話には「方言」があること
・国によって表現方法が違うこと
・単語の組み合わせで成り立っているため文法は関係ない、
・手話が分からない時でも諦めないで!ジェスチャー(ニュアンス)でも通じる
・空所(手書き)という方法もある
・聴覚障害は後発性・難聴・老人性のものも含まれるので必ず通じるものではない


[初回]
表情と口のうごきや仕草も含めて「手話」
ということで、口の部分が透明になっているマスクを渡されました
(コロナ禍でマスクが手放せないと思っている人もまだ多く、特に女性は抵抗があったようですが(私も)2回目からは全員専用マスクを着用していました、マスク着用義務はなくなったのでナシならナシでもOK)

自己紹介とこの講座を受講しようと思ったキッカケ(口語を訳してもらった)を全員話し、自分の名前は手話でどう表すか教わる
受講を決めた時点で動画サイトなどで自己紹介の練習をしてきている人が多く、意識高い!と面喰いました
確かに申し込みからこの日を迎えるまで時間があったので恥ずかしい…

年齢層は10代~70代までと幅広く
キッカケはろうあ者が身近にいる人、接したことがある人、自分が難聴、学校で習ったので本格的に学びたい、ドラマ「silent」の影響、人の役に立ちたい、勉強のひとつとして…とそれぞれ

受講者全員の名前までは覚えれないけれど、応用かねて練習
手話で表せる代表的な物いくつか組み合わせることで表現の幅が広がること
分からないうちは空書もありなので教室内は口語は止め、極力手話で話すようにしていきましょうと

[2回目]
指文字+数字

指文字は比較的新しい手話の一つ
(あ~ん、濁音・半濁音・促音・拗音・長音)
ご年配の人には通じない事も
手話で表せない名前などで使う事あり

手話も動きの大・小で意味合いが変わること
リアクションで感情を伝えることもあり、私がコンビニで見たのは「怒り」のアクションではなく「アピール」でした
(気を害したのかと思いましたが、今思えばあのアクション+手話は「この人手話通じない」という意味も分かりました)

前回のおさらい、グループで手話(指文字)を使ってしりとり

[3回目]
最初は分からないレベルだった人も自己練習を重ね、バラつきがでてきました
来ること自体不安・苦痛に感じている人もチラホラ
最低自己紹介(苗字または苗字+名前)が手話・指文字できるくらいになりましょうと目標を掲げられ、さらに自信を失う人も…
私も練習時間が取れず、前回のことも忘れがち
都合がつかず参加できない人もいますが、毎回振り返り時間を設けてくれるので「そうだった!」と思い出すことができます
習熟度は違いますが目指すところは同じなので励まし合い、足りない所はお互い教え合い

今回はカードを引き(手話を勉強している子どもたち向けでも難しいレベル)ジェスチャーでろうあ者(先生)に伝えてみよう
手話に正解はない(表現できないものもある)
その時はジェスチャーを使えと教わり、誠心誠意伝えれば伝わる喜びを改めて知り、強張っていた人の表情もほぐれていました

「言い換え(読みと表現の違い)・要約・前後の流れを読み取る力」も必要であることも知りました

この講座を受けることで手話検定試験4級くらいの内容まで習得できるそうで、過去の受講者で3級まで受験した人もいるとか
全48回開講予定で30回以上受講で終了証がもらえます

3月までの1年弱、(資格はともかく)笑顔で修了証書を受け取れるよう頑張りたいです
同時進行で始めた仕事のほうが心配すぎる…

日々の活動、noteや執筆活動の肥やしに…大切に使います。