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アラーキー列車で行く旅の最後は城と猫

2年がかりで更新している「瀬戸内芸術祭2013」の旅日記。
読んでくださってるみなさま、本当にありがとうございます!!

いちばん最初の記事はコチラから。お暇な時にごゆるりと。

バイキングで食べ過ぎてあやうく大惨事に

青春18きっぷで名古屋から高松へ。そこから船で男木島・女木島・豊島・直島をめぐり、対岸の宇野港へ。

この日はちょっといい温泉宿に泊まったので、バイキングにはしゃぎまくり、うっかり3人分取ってきてしまい、トオイメをしながら食べきる二人。

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とろろかけご飯、温泉卵とちりめん山椒のせ。うますぎて泣ける!

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ふぅ、食べた、食べた!おや?一体どこの水族館のトドですか?

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宿から見える海もキレイ!遠く瀬戸大橋が見えるぅ~~~。眺め最高!!

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ずっと見ていたかった!が、いつのまにかレストラン最後の客になってしまったので、すごすご退散・・・・

できれば10時のバスに乗りたかったが、それは時間的に厳しく、10時半のバスに乗る。

バスがホテルの真ん前に停車していたにも関わらず、バスの行き先を間違えていて、危うく乗り損ねるところだった。。。ヤバくないか?(昨日の直島港(本村港)に続き。。。)


何が何でも欲しかったuna弁とアラーキー電車

バスの駅到着が10:50で、乗りたい電車は11:16の茶屋町行き
本当は楽勝なのだが、人気のUNA弁を買うためには走らねば!

ここで、二人で荷物かついで走るよりはと、私は駅で荷物番をして、若い彼がひとり走ってインフォメーションセンターに買いに行くことに。

それにしても、なんで駅で売ってくれないのぉ?

建物がわかりにくかったようで迷ったけど、11:06、彼がお弁当を手に無事戻ってきた!やったーーーー!!

改札も電車の来る時間しか開かないようで、バタバタとスタンプ押してもらってホームへ!トイレに行く時間もあったよー。

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そしてこれが宇野→茶屋町間を走るアラーキー電車

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車内の広告がアラーキーまるけ(名古屋弁)

毎日11時半には売り切れ必至のuna弁を手に乗り込む。といっても鈍行電車なので、地元の人がフツーに乗ってるんだけどね。


コレがuna弁。

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宇野港にある芸術祭インフォメーションセンター限定で買えるんだけど、毎日11時半には売り切れてしまうそう!

2020年に描いてみたイラスト。

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青春18きっぷで寄り道は真っ白なお城

さて、ここで本日の旅日記で一日を確認。

忘れてたけど、今回の瀬戸内の旅は相変わらずの青春18きっぷの旅だったのでした。しかも、近過ぎてもったいないと、姫路に寄るビンボー症。。。

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せっかく買ったuna弁、アラーキー電車で食べる予定が、朝食バイキング食べ過ぎて、なかなかお腹がすかない。姫路駅に着くころ、やっとお腹がすいてきて食す。

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当時、工事中で天守閣まで外から見られるという姫路城。

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暑かった!!

工事中の天守閣にたどりつくまでが長い!
途中ミストの出てくる巨大な扇風機が設置してあり、奪い合うように当たる。当たりすぎてぐっしょぐしょの男子もいた。

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今しか見られない!これが天守最上階の屋根!思わず拝んでしまったよ。

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西の丸から見える男山は、千姫ゆかりの山で恋愛成就にご利益あり、だそう。それにしても雲がかっこいいぞ。


姫路城のネコとおっちゃん


城には猫がよく似合う。私の住む名古屋城の近くにも猫がようさんおるけど、姫路城にもたくさんの猫。

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名古屋城には猫だけでなく、餌をやるおっちゃんにも縄張りがあるが、姫路城にはそんなものはなく、えさ場はここと決まっていて、そこに餌をやりに来る人と食べにくる猫が集まる

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ひときわ目立つロシアンブルー(風?)。猫もおっさん座りしとる。何だこの貫禄。

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餌をやりに来るおっちゃんが、全部の猫の名前の由来を教えてくれた。上のブルーのやつは「ロッシ」(ロシアンブルーだと長すぎるから)。おっちゃんらは「ロッシャン」「ロッシャン」言うてた。やっぱ名前には「やん」つけるのが関西スタンダードなのか。(例:パーやん)

すぐに打ち解けるところが、姫路はやっぱり関西。地元・名古屋城で餌をやるおっちゃんは、どちらかというとシャイな人が多い。所変わっても、猫は変わらないが、人は変わる

右のおっちゃんは、三つ子の猫に「チンチロリン」と名付けたと左のおっちゃんが教えてくれた。ギャンブラー。。。

このおっちゃんと猫との出逢いが、この旅の最後の想い出。


青春18きっぷの旅もラスト。姫路から次の大垣の乗り換えはなんと3分後で、普段なら次に乗るホームに向かって猛ダッシュするところだけど、さすがに走るのもう無理!次の電車でゆるゆる帰って来た。

それにしても完璧な旅過だったなぁ

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

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瀬戸内の島よ、ありがとう!また行きます!

文・絵日記:陽菜ひよ子
写真:(大きなサイズのモノ)宮田雄平













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