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「パリにおいしいものなんてあるの?」

先日、会社の上司と雑談をしているときに
「お金も時間も自由になるとしたら、今、どこに行きたい?」
という話題になりました。

わたし「パリに行きたいです!」
上司「パリに行って何をしたいの?」
わたし「好きなだけ食べ歩きをしたいです」
上司「え?パリに美味しいものなんてあるかなぁ?」
わたし「・・・・・」

我が職場において
ファッションと食の都パリについて
最新の考察が現れました。

食に関する好みはひとそれぞれですので
静かに黙っておきました。


その後、休日にテレビを観ていたら
平野紫耀が【YSL】新リップのグローバルイベントに登場。
モデルがYSLのイベントに潜入!
というパリの魅力を紹介する旅番組を放送していました。

一流のシェフが作るフランス料理のコースや
有名なパテェシエのケーキを集めたセレクトショップ
YSLのため息の出るようなイベント会場、クラブの様子など
紹介されている何をとっても美しく、魅力的でした。

やっぱり、行きたいよ~! パリ。

最先端のファッションや食を追求している街でありながら
伝統や型を大切にしているあたりが
日本人と共通するところも多いような気がして
刺激的でステキだと思いました。

ただ斬新なファッションを展開するということではなく
深い所で自己と繋がっている個人主義や重厚感も魅力です。

わたしの祖父は海外旅行に多く出かけるひとでしたが
わたしが高校生の頃、彼はパリに旅行をして
「ふーちゃん、パリはいいよ。うんと年を取ってから行くといいよ」
と感想を話していました。
たぶん、もっともっと大人になって、自分を知ってから行くといいよという意味だったのかもしれません。

その時の旅行のわたしの母(彼の娘)へのフランス土産は
ディオールの香水ディオリッシモでした。

母は
「あのひとが香水を選ぶなんてちょっと信じられないんだけど」
と言いながらも、とても幸せそうに鏡台に置いていたのを思い出します。

あの日、母にほんの少しだけつけてもらった
ディオリッシモの香り。
母の若かったころの笑顔と合わせて強い印象を残しました。


時を経て、昨日。

たまたまディオールの店の前を通ったときに
綺麗な色のアイシャドウを見ていたら
アイドルみたいに可愛いお顔立ちのスタッフのかたに声をかけられて
新作のリップグロスを試させていただきました。

コーラルピンクのラメ入りのグロスは
一気に顔が明るくなります。
カプサイシンが入っているので
つけると15分間くらい、唇がホットな感じになります。

軽くメイクを直してもらってから
最後にjadoreのオーデパルファムを手首につけていただきました。

わたしの好きな
ネロリとジャスミンの香り
白い花と水で作ったアルコールフリーの香水。

家に帰っても、お花の香りは変わらず
とても気に入りました。

薔薇の香りはわたしには重すぎるし
柑橘系や森のイメージにはすぐに飽きてしまうのですが
ジャスミンは昔から大好きで
友だちのように感じます。


一流のブランドの香水でなくとも
好きな香りはたくさんあって
わたし自身は、アロマのお店で自分の感覚で調合した香水なども
たいへんお気に入り。

化粧品も、今は様々なブランドが
綺麗な発色の人気の商品をたくさん生み出しています。
それはそれとしてどれも価値ある物ですが
一方、ファッションの都パリで鎬を削り
長い歴史の中で女性たちに愛され
時代に合わせて再生を繰り返してきたハイブランドには
強いプライドと説得力があるとわたしは感じています。


それにしても
女って単純ですね?

きのうはディオールに化粧を直してもらって
ほんの少し香水をつけて
夕方から遅番の仕事に行きましたが
「いつもより機嫌のよいわたし」「優しくて明るいわたし」
で過ごすことが出来ました。

楽しい!
パリについて何にも知らないから
もう少し調べてみなくちゃ!
またひとつ面白い興味が増えました。

化粧品だけでなく
レモンタルトや
チョコレートについても、ね。




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