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伝えたいことを言葉にする♡

とても久しぶりに外国人の友人ができた。^^
たぶん、できた。
と、思いたい!

仲良しのMariちゃんが、アメリカに留学していたときに
寮も一緒で、たくさん遊んでいたというジョンくん。
ハーレム出身。
ニューヨークの電車の車掌さん。

昨年からMariちゃんに
「ジョンが日本に来たら一緒に遊んでください!」と言われていて
楽しみにしていたのだけれど
実際、会う前日になって気づいたことが一つ。

「やばっ。あたしだけ英語を話せないかも。」

そう!
中野ブロードウェイから高円寺に移動して
みんなで焼肉を食べるというプラン。
集まるのはジョンくんとアメリカの留学先で出会った仲間?。
と、いうことは
みんな英語で話すよね。
ジョンくんは日本語がほぼできないみたいなので。

幸い、Mariちゃんは最近、通訳の仕事を始めているから
頼めば訳してくれるとは思うけど
お友だちの集まりに入れていただくのはわたしなのに
あれもこれも「通訳して!」なんて
そんな図々しい態度はよくないわ~
わぁ~っとみんなで英語で盛り上がったら
わたし、ぽつーーーーーーんってなっちゃうのかなぁ?

と思ったらちょっと緊張してきた。

けれども!
最近、ずっとシットキングスの動画を観続けていて
皆さんトークもお上手なんだけれど
ダンスには言葉がない。
でもわたしには気持ちが伝わる。
「よしっ!気持ちでいこう。」
子どもや動物も
英語は話さないけれど
外国人のかたとは仲良くなろうと思えばなるもんね。
わたしもその感じでいこう!

新宿の歌舞伎町で待ち合わせをして
最初に会った時に
ジョンくんの目を見たら
優しくて、とても好きになってしまった。
なので、絶対友達になろうと決めて
必死で話を聞いていたら
なんだか、だんだん話の内容がわかるようになってきちゃって
1日目の夕方には
「僕の姪の旦那の友達は探偵で、空港に張っていて不倫の現場の写真を撮ったんだよ」というエピソードや
「元カノがクレイジーな子で、半年以内に結婚して子どもがほしいと言って泣いていた」とか、教科書には無いような話も理解できるようになってきて
少し予想していたような疎外感もゼロで、とっても楽しかった。

ジョンくんの優しさや誠実な性格が、わたしを助けてくれたのだと思う。
ステキなひと。
わたしは大好きだし、オトモダチと思ってもらえていたら嬉しいなぁ。

ひとつ残念だったのは
ジョンくんに自分の話をあまりできなかったこと。

みなさんの話を聞いていると
Mariちゃんもそうだけど
必ず「わたしはこうする」「わたしはこう思う」「わたしの経験では」
という話が多くて
「日本では」とか「よくあることだけど」というのは
何かの例を出す時以外にはあんまり使わない。
常に「あなたの意見は?」「あなたはどう思う?」
と聞かれているような感じがした。

子どもの頃から、そういうふうに物事を考えながら育つ人種と
日本のように、周りとのバランスを優先して行動する人種の間には
きっと思考回路に差があるのかもしれない。

海外で留学をすると決めるような日本人のかたの多くは
「わたしは、こう思う」という考え方がきっと自然で
気持ちがいいんだろうなぁ、と思った。

次回、こんな機会があったら
自分の考えを話せるように意識を変えていこうと思う。
英語は、そんなに頑張らなくても
Googleの翻訳アプリを使えばある程度伝わるんだけど
要するに、その「伝えたい話」を育てていかないと
なんも訳せない。

「ジョン!これ見て見て!わたしはこれが大好きなの!」
と言う子どもの方が
わたしよりも「伝えたい内容」をしっかり持っている。

わたしは、これから
ひとつひとつの事柄を
「自分はどう思うか」を言葉にして伝える練習をしていこうと思う。

とても楽しい経験だったな。
ジョンくんは明日、ニューヨークに戻ってしまう。
次はいつ来るんだろう?
また会いたい。


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