そうしたほうが良いと思っているのに、できないこと

ある日、ある人から助言を受けました。

「玄関は顔だから、もっとモノを減らして、すっきりさせた方がいいよ。」

我が家の玄関は、雑多にモノが置かれていて、ごちゃごちゃとした印象でした。

その時、私はすっきりさせたいと思っているけど、なかなかできていない言い訳を飲み込んで、「わかりました」と答えました。目上の方だったし、言い訳をするのがみっともないと思って、素直なフリをしたのです。

約1ヶ月後。その人にまた会った時に、

「玄関、片付いた?」

と聞かれ、苦い思いを感じながら、「まだです」と答えました。

何故、できないのか。

したくないなら、わかる。でも、したい気持ちはあるのだ。

「本当にわかってないからよ。変わっていくと、楽しいんだけどな〜」

尊敬している人からの言葉なので、よくよく考えてみました。

①自分の言い訳、言い分を飲み込んで、わかったフリをしていたから、現実、現状は変わらなかった。→まず、言い訳を書き出してみよう!どんなくだらない言い訳でもOK

②言い訳に潜む本音を探る。時間がない。他の仕事や家事、育児で精一杯。ゴミの分別がめんどくさい。後回しにしている。=実は重要だと思っていない?→本当にそうしたいのか、そうすることで何が変わるのか書き出してみよう!

③玄関をすっきりさせることで、家の空気、雰囲気をすっきりさせたい。片付け自体に苦手意識がある。一気には無理。→まず、大きくせず、小さく始めよう!

というわけで、【毎日10分向き合う時間をつくる】という自分との約束を決めました。そして、簡単に守れるように、工夫することを考えました。

①玄関にいらない物BOXを置く(靴箱の中)②分別はしない③ゴミの日に中身を確認する →これならできそう!!

ちなみに10分という数字は、私が新しく取り入れるのに抵抗が少ない時間を選びました。(最近、朝ヨガや夜ヨガをするようになったのですが、やってみよう!と思うのはだいたい10分前後のプログラム)

自分との約束を忘れないように、《10min Action プロジェクト》と命名、ロゴマークまで作って楽しむ始末。意外とノリノリです。

結果、その日のうちに目に見える部分は、片付けてしまいました。(棚の中とかは、これからです)すっきりした状態を写真に撮って、1人でにまにまとしています。

私の場合は、「そうしたほうが良い」と思っている時点では、まだ「そうしたい」ではなくて、自分の行動の理由も明確ではなかったので、できなかったのだと思います。

本当にしたいのか?の問いにNOなのであれば、しなくていいのですが、「そうしたほうが良いと思ってるのに、できない」って、しんどいですよね。ずっと、できないって、自分を責めてしまう。

もし、そんなことがあれば、まず言い訳を書き出してみる(笑)おすすめです。

自分1人ではどうにもならない場合でも、自分の本音を確かめる手段としては、有効だと思いますよ!

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