124 / 夜のサラリーマン

夜職は病みやすい。その理由の一つは、シンプルに「日に当たる時間が短くなるから」だと思う。でも僕のように、お金もない、家もない、すぐにでも働いてお金を稼いで生活をしないといけないという人間にとって、夜職を始めることは決して間違った選択ではないように思う。

ぼくの精神状態はとてもいいとはいえない。夜のサラリーマンとして生活をしながら、稼ぎながら、メンタルを回復させるには工夫が必要だ。

まずはとにかく日に当たる時間を意識的に増やすこと。かといって睡眠時間を十分確保することも大切だ。朝5時に寝たなら、12時には起きてすぐに外に出て散歩しながら日光を浴びる。

ここで問題があった。ぼくのいる大阪の街は建物が立ち並び、外に出ても日光が遮られてしまって満足な日光浴ができない。これでは不十分だと思い、立ち並ぶ建物の隙間から入り込む日光を直に受けながら、今日は英語のエッセイを音読した。

すぐに朝の時間は終わり、17時になる。これからは完全に夜の時間だ。やっぱり明らかに、脳にとって“昼間”を過ごす時間が短すぎると思う。なんとかもっと工夫して、昼職の人と同じくらい昼を感じる夜のサラリーマンになってみたいと思う。。

明日は少し離れた自然たっぷりの場所を探して行ってみようかなあ。


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