日南太

音楽で食っていけるようになりたい25歳です。 インスタに弾き語り載せてますのでぜひ〜

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最近の記事

134 / ローズ

まだ5歳くらいだった頃、母親の実家で柴犬を飼っていた。ローズという名前だった。よく一緒に散歩をした記憶がある。 ある日丸いガムを手のひらに盛ってローズにあげようとしたら、ローズは思いっきりぼくの手に噛みついた。 「ふざけるな!こんなもの食べれるわけないだろ!」というローズなりの意思表示だったのだろう。 たくさん血が出たし、痛くて泣き喚いた。なかなかのトラウマで、それ以来ぼくは犬に対して恐怖心を抱いて生きるようになった。 中学生になると、近所に犬を飼っている人がいて、学

    • 133 / 猫がいれば、そこが我が家

      ヤマザキマリさんの、『猫がいれば、そこが我が家』というエッセイを昨日読み始めた。 自分の文章が美しいとかそんなことを言うつもりはさらさらないけど、文章に対するぼくの反応にはかなり繊細なものがあると思っていて、一冊を読み切るというのは結構な時間がかかるものだし、“ちゃんと読む“本を決めるのには慎重になる。 ヤマザキマリさんの文章は美しい文章だ。無駄がなく、鋭く、的確な文章だ。ちゃんと読んでみたい。  と、TSUTAYAで立ち読みした時に思った。その本がたまたま近くの図書館

      • 132 / 3行日記

        友達とのたった20分の電話ですごい心が暖かくなった。BOOKOFFに6冊本売りに行ったら108円だった、うぉい。快活が満室だったのでポパイに泊まったけど案外良かった。

        • 131 / ブルーライト

          ブルーライトというものを避けて避けて、避けまくって生活しておりました。「ブルーライトはメラトニンの生成を遅らせ、睡眠の妨げになる。寝る2時間前になったらスマホの画面を見つめないようにしよう」というようなことがいろんな本に書いてあったものですから、素直にそれを守ってきました。 そして、「朝起きたらすぐにスマホを触るのではなく、散歩に行きましょう。」というようなこともよく言われています。ぼくは人生をより良くしたいという熱意に満ちているし、生粋の健康オタクであります。 しかし、

        134 / ローズ

          130 / スタバのコーヒー

          “スペシャルティコーヒー” というものを初めて飲んだのは20歳の頃だった。感動した。こんなにも苦味がなくて、飲みやすいコーヒーがあるなんて。そう思った。その感動を、コーヒーが苦手だという後輩に熱弁して、わざわざスペシャルティコーヒー専門店に連れて行ったりもした。 そんな、紅茶のように色が薄くて味もすっきりとしたコーヒーを飲んでいると、スタバのコーヒーは僕にとって、『苦くて美味しくないもの』という位置づけになった。僕が通っていたスペシャルティ・コーヒー専門店のマスターは、「ス

          130 / スタバのコーヒー

          129 / 惰気満々

          本屋さんで、惰気満々という四字熟語に出会った。「やる気満々」は何度も使ってきたけれど、その対義語とも言える「惰気満々」。 惰気というのはずーんと沈んでいて、ネガティヴな感じがするけれど、それを、満々という言葉がなんだか前向きなものに感じさせてくれる。 今の自分にぴったりな言葉だなぁと思った。そうさ、やる気がないわけじゃない、惰気が満々なだけなのさ。 今後は、「やる気が出ない...」と沈むのではなく「お、惰気が溜まってきたな...っ」と少しでも前向きに捉えてみようと、そん

          129 / 惰気満々

          128 / 字を真似る

          中学の頃先生に、「お前はヨツダの字を真似して書いてるだろ。自分の字を書け」とひどく怒られたことがある。 ぼくは、同級生のヨツダ君の字に感動して、「オレもこんな風に字を上手にかけるようになりたい!」と思い、ヨツダ君の字を真似するようになった。 解答用紙に書いてあるぼくの字が、ヨツダ君を意識しているとバレて、呼び出されて、怒られた。ぼくは泣きながら謝った。 未だに納得がいかない。 人の字を真似するということのどこがダメなのか。赤ちゃんの頃から、人は誰だって、真似をするとい

          128 / 字を真似る

          127 / ゆっくり急ぐ

          「職業としての小説家」という村上春樹さんの本を読み終えました。TSUTAYAまで歩いて行き、立ち読みして、疲れたなと思ったら本についてある糸を挟んで元の位置に戻して帰る。 翌日また立ち読みに来る。そんなことを繰り返して、3日間かけてこの一冊を読み終えました。はい。わかってます。この本は将来ちゃんと購入させていただきます。 ぼくはこの手の本は一言一句漏らさず隅々まで読みたい人です。面白い本ならなおさら。ビジネス書だったり、自己啓発のようなものなら、自分なりの速読テクみたいな

          127 / ゆっくり急ぐ

          126 / 猫派か犬派か

          猫派か犬派かという問いに即答できるような人間になってみたいものだなぁとたまに思います。つまりぼくはこの2択という究極に答えやすい質問に対しても、すぐに答えを出してしまうことをためらってしまうような人間なのです。 男として生まれたのなら優柔不断ではなく即断即決。そうでありたいと思い、女性の前では頑張ってランチのメニューを即決したりして即断即決な男のフリをしてみたりもするのですが、他人の目が一切ないところで自分と向き合うほど、やっぱり自分は情けないほどに優柔不断な男なのだなぁと

          126 / 猫派か犬派か

          125 / コーヒーとサッカーボール

          目が覚めて、布団の中で体を伸ばしたり、少し筋トレをした。水を多めに飲んだ。手と顔を洗った。歯を磨いた。布団を畳んで、着替えて、外に出た。 近くの公園まで歩いた。猫と、子供と、大人がいた。ベンチに座って、英語の本を音読した。さっきまで子供が使っていたサッカーボールが放置されていたので、リフティングをした。 たしか子供の頃はもっとできていたのに、全然できなくなっていた。悔しさと楽しさで、何回かチャンレンジすると、45回できた。途中で暑くなって、ダウンを脱いで半袖になった。

          125 / コーヒーとサッカーボール

          124 / 夜のサラリーマン

          夜職は病みやすい。その理由の一つは、シンプルに「日に当たる時間が短くなるから」だと思う。でも僕のように、お金もない、家もない、すぐにでも働いてお金を稼いで生活をしないといけないという人間にとって、夜職を始めることは決して間違った選択ではないように思う。 ぼくの精神状態はとてもいいとはいえない。夜のサラリーマンとして生活をしながら、稼ぎながら、メンタルを回復させるには工夫が必要だ。 まずはとにかく日に当たる時間を意識的に増やすこと。かといって睡眠時間を十分確保することも大切

          124 / 夜のサラリーマン

          123 / 電車の中で

          電車では基本座らないようにしている。 以前はよく座っていた。でもこう思った。 座れるか座れないかの2択で、座れない時に少しがっかりするくらいなら、最初から電車では座らないルールにしておけばいいのではないか。 そうすれば、電車では座らないのが当たり前になるから、精神的にブレない。し、少しだけダイエットになる。そんな気がする。 なにより、男の自分が座って女性が目の前に立っているという状況は男としてどうなのかと、こんな自分でも思ってしまう。ぼくは決して紳士などではないけれど、た

          123 / 電車の中で

          122 / 草原で面白くない小説を読んだ日

          信頼関係。リードのついていない白いポメラニアンと、その前を歩くおばあちゃんを見てこの四文字が頭に浮かんだ。犬の散歩は飼い主がリードを握るもの。でも信頼関係があれば、必要ないらしい。 この白いポメラニアンは、何日か前に座ってるぼくのところに寄ってきた。頭を撫でてあげた。 「あら、ごめんなさいねえ。この子人のことが好きでねぇ。犬はお好き?」 「あ、はい。犬好きですよ」 「あらそれならよかった。たまに嫌いな人もいらっしゃるから」 おばあちゃんとそんな何気ない会話を交わして、「

          122 / 草原で面白くない小説を読んだ日

          121 / ポケモン

          「そんなもん使ったら、面白くないじゃないか」 攻略本を使いながらポケモンを進めていく友達を見るたびにそう思っていた。ゲームの楽しさは、自分の頭で考えて、ああでもないこうでもないと試しながらストーリーを進めることにあるというのに。 でも楽しみ方は人それぞれなのだと知った。ストーリーが終わっても、100レベルのポケモンを作りまくることを楽しく感じる人もいれば、裏技機を使って周りの友達に自慢することを楽しんでいる人もいた。 ポケモンがどれだけ未熟な状態であろうと、とにかくスト

          121 / ポケモン

          120 / YouTube消した

          毎日投稿をすると意気込んでいたYouTubeが8日で撃沈した。身の危険を感じたから消した。 お金がないから働かないといけない。でも働けない。働こうと思って面接を予約しても、当日になると断りの電話を入れる。それを何回繰り返したのかすらもう覚えていない。 本を読むという気力もない。散歩をする気力もない。シャワーを浴びる気力もない。でも黙っていると頭の中は考え事でパンパンになっておかしくなりそうなので、YouTubeを見る。動画を見るというのは最も気力を使わずに意識を集中させて

          120 / YouTube消した

          119 / 【fight / YUI】を歌ってみた

          本日はぼくの大好きYUIさんのfightを。 最後まで歌いたかったのだけど、今日はメンタルが落ち込んでいたのでこれ以上歌う気になれず、一発撮りの動画をそのままあげました。 この曲を学生の頃合唱で歌っていたところは本当に羨ましかったですねー。 YUIさんがラジオでゆっくりと歌詞を読み上げていたのですが、“大丈夫よ”という優しい言い方にすんごい救われました。どんな言葉か、よりも、どんな言い方かの方が遥かに大事なようにぼくは思います。 感情のこもってない「好きだよ」よりも、

          119 / 【fight / YUI】を歌ってみた