僕と彼女の2年間。
一昨年の9月。
僕と彼女の「遠距離恋愛」が始まった。
新幹線に乗らなければ会えないその距離を最初は不思議に思っていたけれど、その物理的な距離を埋めるくらいに楽しめることはたくさんあった。
できないことばかりではなくて僕たちじゃないとできないこともあることを彼女は教えてくれた。
中でも手紙を送り合うことは、僕にとってとても大きな楽しみの1つで、メッセージを書いた紙を封筒に入れて、宛先を書いて、郵便局で購入した84円の切手を貼り、赤いポストへ投函する。
そして今度は彼女の書いた手紙が届くのを待つ。
この一連の流れが同じ場所で生活する今、とても貴重なものだったんだなと思う。
遠距離生活は1年8ヶ月続いたけれど、その期間に約30往復するくらい手紙を送り合いました。
そして今、僕の本棚に置いてある箱にしまわれているそれらの手紙は、遠距離期間を象徴する僕と彼女の宝物です。
そして、今年の9月。
彼女とお付き合いを始めて2年が経ちました。
記念日には蔵前へ行って僕たち2人のお気に入りの文房具屋さん「カキモリ」さんにお邪魔して、オーダーノート作りをしてきたり、ずっと前から気になっていた「半月」という喫茶店で、季節のレアチーズケーキとカフェラテをいただいたり、喫茶店のすぐ近くにあった「Frobergue」というおしゃれな古本屋さんでは、「Tuesday」というかなりシュールな絵本を買いました。こんなにもボリュームのある午前中だったのにも関わらず、その足で「国立西洋美術館」までいって常設展を楽しんできたので、これ以上のない1日だったと思います。
「カキモリ」さんで買ったオーダーノートには、僕たちの今までとこれからの思い出を残します。
これからも、共通の趣味を2人で楽しんで幸せになっていけたらいいなと思っています。
2年間ありがとう。これからもよろしくね☺︎
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