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ちょっとしたセッションにて、追加エピソード。結局は考え方次第。

前にちょっとしたセッションにてずっと弾きまくっていたヤローがいたという記事を書いたが、先日また同じやつに出くわしてしまった。
おそらく元々ギターリストなのだろう、今回はギターを弾いていた。
まあこの時点で個人的にはギターとベースは違うのにあたかも両方できますよ!みたいな姿勢がイラっとするけど、案の定、ギターも特にすごいといったプレイではなく、それは上手い下手の問題以前でただスケールの羅列、そして肝心のリズムがきついし、音の一個一個がいい加減。
こうなってはダメだなと。反面教師だ。

ただ、それはその人の今後の課題であって、そんなことよりも今回は決して良くないことが一つ。

そいつ、自分のソロ以外のときはバッキングなど一切合切もう一人のギターリストにやらせて、ずっと携帯をいじっていたのだ。
しきたりや作法、挨拶、そういう古臭いことを言ってるのではない。そいつ含め、せっかくいろんな人が集まって演奏している場でその行為はないんじゃない?
一緒に演奏してる人たちもチラっと見てすぐに逸らし、、、まあ気分は良くないし、怖いな怖いなーって思う人もいただろう。

それでもギターソロが一流なら説得力があろう、、、もちろんそんなこともなく、、、

そんなにソロを弾きたいならば家でトラックに合わせて弾きなよって。
人と関わっている以上、その態度はどうなのって。はたして注意をするべきなのか、、、

いろいろ考えた結果、1番いい解決策は、『(その行為を)無視すること』だと思う。

そいつのせいでこちらがモヤってしてたらそれはなんか違うなって。

もしそいつとまた演奏合わせることがあったら、自分は最高の4ビートを弾いてそいつが最高のソロを弾きやすいようにするだけだ。
それが自分の、、、ベーシストとしての役目。
そいつの所作は関係ない、無視。

ほんの数十分、一緒に演奏することって、とくに初対面、しかも初心者が混ざる場ではいろんなアクシデントや人間模様が出る。

ただ、人間自体の所作や態度はその人の姿勢が見えてしまうだけであって、もしかしたら極端のコミュ障なのかもしれない。
だからこそ、結局その人の演奏で全てが分かるし、その人が今後伸びるかどうかも見えてくる。

そう、ちゃんと練習してるかどうかなんて演奏聴けば分かるのだ。

モヤっとしたことがあったがこう考えることによって気持ちが楽になったし、楽しくないと意味がない。楽しいって互いに思える人と演奏することの大事さ、そしてそれに伴う腕も必要なわけで。

大袈裟かもしれないけど、人間関係などの問題でセッションから足が遠のく人たちって結構いるのでは?って思う。遠のくって事は練習も楽しくなってきて必然少なくなったりする。

そこまで他人に対して行動を考えろ、とは言わないが、ジャズはなんだかんだ特殊な文化と言語的な要素があるので、志が同じ方向に向いてない人と演奏するのってストレスだったりするのだ。

とはいってもそういう何のために来てるの?って人間はセッションでいたりする。モヤっとすることはあっても要らぬ考え込みはしないで、そして深く関わらないことが1番だし、そんなことより自分は練習だな!って思うことが1番。

仮にもし一緒に合わすときがあっても冷静に見て、
もしその人が良いプレイをしたときはそこは正直に拍手をしようじゃないか。

記事投稿:アライサン


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