やまざきひとみ/Ms.Engineer代表

女性のためのプログラミングブートキャンプ「Ms Engineer」代表 女性にエンジニ…

やまざきひとみ/Ms.Engineer代表

女性のためのプログラミングブートキャンプ「Ms Engineer」代表 女性にエンジニアという新キャリアを。 新時代の女性のキャリアチェンジを応援し、IT業界のジェンダーギャップ解決をがんばる人になりました。 元サイバーエージェント/2016年起業/アメーバピグ立ち上げなどなど

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「あの時、知っていれば」年収200万の医療事務からITエンジニアになった彼女が言った、キャリアにおける「意識と知識」の話

Ms.Engineer代表のやまざきです。最近、ITエンジニアを目指す若い女性からご相談をうけることがより増えてくるようになってきて、おかげさまで、「ちゃんと勉強して就職するならMs.Engineer」というイメージで知っていただくことも増え、リアルイベントで女性がITエンジニアになるということのよさや意味をお話させていただく機会が増えました。 そんな中で、最近Ms.Engineer卒業生でもある楓さんと一緒にイベントに出る機会が偶然重なったのですが、 というような、この

    • 意思ある女性の人生を切り開く【2022所信表明的な】

      新年あけましておめでとうございます(使う写真なくていきなりピンですいません)。 去年のお正月より、ずっと晴れやかなムードが漂っているように感じるのは私だけではないのではないでしょうか。 昨年は、私たちにとっては女性のためのプログラミングブートキャンプMs.Enginnerを創設し、0期、1期の開講、ありがたいことに1期はキャンセル待ちの人気をいただくなど多くの方の受講、またカリキュラム提携をしていただいているコードクリサリスさんとのパートナーシップをはじめ、本当にびっくり

      • 女性にエンジニアをいう新キャリアを。令和版”女子教育”を目指して

        ローンチを発表した未経験から最短6ヶ月で世界に通用するクラスのエンジニアになれる、女性のためのオンラインプログラミングブートキャンプ「Ms.Engineer」、どうして女性に限定したのか?というと、令和版”女子教育”を意識しています。 私は日本初の女子大学、日本女子大を幼稚園からエスカレーターで卒業したという筋金入りの女子校育ちなのですが、女性だけで学ぶ環境というものの利点を肌で感じて育ちました。 そもそも日本女子大は、当時教育を受けるべきではないとされていた女性に教育を

        • エンジニアの彼を横目で見て「女性のエンジニア転向、めっちゃ夢あるのでは..?」と気づいた話

          未経験から最短6ヶ月で世界に通用するクラスのエンジニアになれる、女性のためのオンラインプログラミングブートキャンプ「Ms.Engineer」の創設ひきつづきたくさん反響いただいてます!ありがとうございます。 本当にこれ!!これなんです! 今回、どうしてこの分野なんですか?と聞かれることが多いのですが、もちろん社会的に、日本の女性に本当に価値あるインパクトというのを考えた結果でもありつつ、アイディアのヒントは親しい人からもらいました。 エンジニアのパートナーを見て「どうし

        「あの時、知っていれば」年収200万の医療事務からITエンジニアになった彼女が言った、キャリアにおける「意識と知識」の話

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        • やまざきひとみのプロデュースを考えるノート
          7本
        • アタラシイオンナの研究
          3本
        • やまざきひとみの雑談日記
          7本

        記事

          〜女性のためのプログラミングブートキャンプ(リアルガチなやつ)を作った理由〜【学びなおしたいと思う人が報われる社会をつくる】

          未経験から最短6ヶ月で世界に通用するクラスのエンジニアになれる、女性のためのオンラインプログラミングブートキャンプ「Ms.Engineer」の創設を発表しました、たくさん反響もいただきました。ありがとうございます。 家賃の高い部屋で10年後が不安になったとき、学びなおしたいと思ったいきなり私の話になりますが、4年前、のっぴきならない事情によりその時関わっていたプロジェクトを手放さざるを得なくなり、いきなり暇になったときがあります。 月の売上より高い家賃の部屋で一人思ったこ

          〜女性のためのプログラミングブートキャンプ(リアルガチなやつ)を作った理由〜【学びなおしたいと思う人が報われる社会をつくる】

          女性蔑視はシンプルにダサい。私たちは、 #わきまえない女 である必要さえすでにない

          #わきまえない女 が話題ですが、私は今回の件て、もはや男権的な考え方ってものすごくダサいのに、まだ気づいてない人いたんか!っていう問題だと感じたんですよね。 女性蔑視がどうしてダサいかなぜなら、時代は間違いなくジェンダーギャップを縮小する方向に急速に向かっていて、特に日本は少子化だから、女性を労働力にしないといけないという差し迫った背景から、社会におけるジェンダーギャップとか言ってる場合じゃないということは、既に合理的な考え方ができる方なら男女関係なく当たり前なわけで。

          女性蔑視はシンプルにダサい。私たちは、 #わきまえない女 である必要さえすでにない

          夢を叶えられる人と叶えられない人の”小さなちがい”の話

          アスリートの強さを分けるもの少し前におもしろい話を聞いて、アスリートで強い選手(例えばメダルと狙えるとか)と、強い選手を”目指す”選手の間にはボーダーがあって、実はそのボーダーを越えることが一番難易度が高く、強い選手のゾーンに入った方が「同じ努力」をしていても、成長速度ははやいんだそうです。 そのボーダーを分ける最も重要なファクターは「叶えるべき目標を本人が具体的に認識し、行動をそこにフォーカスしている」つまり、正しい目標を抽象概念から具体概念に昇華できているか否か、という

          夢を叶えられる人と叶えられない人の”小さなちがい”の話

          どうして日本人はこんなに不倫を許せなくなったのか (メディア的な視点で考えてみたよ)

          ここ数年、メディアのあり方の試金石みたいになっている話題といえば、不倫。 著名人の不倫が報じられる度、 「どうしてこんなに不倫で大騒ぎするのか」 「活動自粛まで追い込む必要があるのか」 という議論がセットでなされているのが印象的です。 個人的にいうと(というかこれは理性的に考えれば誰もがそういう結論にいきつくように思うのだけれど)不倫による制裁は、例えばスポンサード契約で契約違反になった場合等のペナルティを除いて、仕事全体を停止・剥奪したり、その後の活躍の可能性を奪

          どうして日本人はこんなに不倫を許せなくなったのか (メディア的な視点で考えてみたよ)

          私たちは、プリンセス願望を否定するほどまだ成熟していないんじゃないか

          娘(1歳半)がディズニープリンセスにハマっている。 自粛期間に彼女が退屈しないように動画サブスクリプションにかたっぱしから入った影響で、ディズニープラスで全作品が見られるので(昔は1年に1作品くらいVHS買ってもらうのが楽しみで、擦り切れるほどみていたのに、いい時代である)私も一緒になって一本一本見直しているのだれど、 1937年の白雪姫(世界初の長編アニメーション映画)からはじまって、アナ雪まですべてが素晴らしい作品で、歌もストーリーもビジュアルも、エンターテイメント性

          私たちは、プリンセス願望を否定するほどまだ成熟していないんじゃないか

          「誰かへ」から「自分へ」-ポストコロナの”女性トレンド”を予測してみる

          コロナによっていろいろなものが5年から10年早送りされたと言われているけれど、これからのポストコロナ時代、女性のトレンドもまさにそうなってくると思います。 歴史のターニングポイントを経て、これから女性のトレンドはどうなっていくか、いくつかの観点から予測してみました。 1.ベクトルは外向きから内向きへ一気にシフト大きな傾向としては、ここ数年も流れとしてあった「モテ」などに象徴される外向き思考から、「セルフケア・セルフコントロール」などがキーワードになる内向き思考へのシフトが

          「誰かへ」から「自分へ」-ポストコロナの”女性トレンド”を予測してみる

          名プロデューサーは”2つの能力”を持つ

          私は仕事人として尊敬する人でいうと、秋元康さんや安部秀司さんや鈴木敏夫さんなどの名プロデューサーといわれる人の名前が思い浮かぶのですが、昔そういう人にどうやってなれるかを考えたときに、プロデュースという能力に加えて、必ずといっていいほどもう1つ突出した能力がある人が多いということに気が付きました。 2つ以上のタグをもつのが優秀なプロデューサーの条件 秋元康さんなら作詞、鈴木おさむさんなら脚本、小室哲哉さんは作曲、鈴木敏夫さんは経営、、、デザインができたり、飲食店経営ができた

          名プロデューサーは”2つの能力”を持つ

          仕事をあとから恨むような人生にしない。 #職業婦人ラボ はじめました

          「”仕事がすき”という価値観」を仕事人系女子たちで共有する新プロジェクトをはじめました。 現代の日本女性にとって仕事は、人生の様々なファクターと二項対立で語られがちで、仕事と○○のバランス、というのは20代〜40代の人生花盛りな時期に共通でのしかかる課題になっていると思います。(ワークライフバランス、という言葉も、ワークとライフのバランスをとりましょう、という意味なので、二項対立にもとれる) 本当の”仕事がすき”は「仕事and○○」を成立させること かくいう私も仕事と育児

          仕事をあとから恨むような人生にしない。 #職業婦人ラボ はじめました

          ターゲット設定は"サイエンス"でコンセプトメイクは"アート"という話

          こんにちは。やまざきひとみです。 プロデュースの仕事をする上で最初にやることとして多いのが、ターゲットの設定やコンセプトメイクです。 この2つがブレると失敗とまではいかないけれど、後の軌道修正に多大な、本当に甚大なコストを使うことになります。一回決めたことをやり直すのではなくうまーくズラして成功させるのは、関わる人が多いほど骨が折れますし、成功確率も低いです。 要は、実際に市場が存在するのか?(ターゲット)と、その市場が本当に求めているものはなんなのか?(コンセプト)が

          ターゲット設定は"サイエンス"でコンセプトメイクは"アート"という話

          複業・副業歓迎 アタラシイヒの仲間を募集しています

          アタラシイヒでは、一緒にはたらくチームメンバーを募集しています。 TEAM MISSSION: プロデュース=創出思考で世界をちょっとだけ進化させる TEAM VALUE: -社会の進化のために能力を還元する -すべての関係者とリスペクトで繋がる -あらゆるフォーマットに支配されず、構想し創りあげる側となる -とことん良い仕事をし、正しくあることを常に目指す-ミニマムにはじめ、ミニマルに動く -仕事をする前にまず”健康・家族や大切な人の笑顔”を大前提とする RU

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          コロナ時代のかあちゃんは、罪悪感に苛まれてる暇なんてないのだ!

          そういえば、私は昔から母親ホルモン的な(そんなの多分ないけど)ものが欠けている自覚があった。 子供いらないって20代前半は本気で思っていたし、とにかくうちの母親は変わり者なので、恐らく普通の人が母親を見ながら抱く「いつか私も母になったらこんな..」的なイメージトレーニング期間ゼロで大人になった。 母は「憎めない強烈キャラ」母は表現が難しいほど変わっていて、あえていうなら「憎めない曲者」ってかんじなのだけれど、 このコロナ渦でもスパスパたばこを吸い、17時になったら一人で

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          コロナ時代のかあちゃんは、罪悪感に苛まれてる暇なんてな…

          センスの正体

          ”センスがある”と評されるものに、どんなイメージをもつだろう。 プロデュース領域で成果がでてくると「センスのある仕事」といわれることもあれば、「感覚的な仕事」といわれることもある。 プロデュースの仕事は実際、個人のセンスとは切り離せない仕事だと思う。 センスは「言語化できない」のではなく、「容易には言語化できない」からまるめてそれをセンスとよぶのではないか、と最近思っている。 では、センスとはなんなのか。Appleの成功要因はジョブズのセンスでした、というのはあまりに