火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅四日 8/20
白石火乃絵【STAFF Note】【サンオウ通信】を立てつづけに3本久しぶりに更新した。
吉本隆明さんの『日時計篇』から「暗鬱と季節」について、アフリカン・ジャズとグラム・パーソンズのハイロンサムの響きのうえで4時間ほどしゃべっている、
やっと今年の如月、皐月(ほんらい弥生)あたりの常軌を逸していたころの火乃絵(朱髪)と時を空けて向き合えるようになった、何かに憑かれたかのようにとにかくべしゃりまくっている、
録りっぱなしで収穫はこれからだ。
とくに「暗鬱と季節 3」がおすすめで1,2を聴かなくともこれだけで旅をした気になれるとおもう。火乃絵からのみんなへの夏の贈り物だ。吉本さんの詩を読んだことがなくても、むしろこれを機に手を延ばしてくれるひとがいたらうれしい。——グラム・パーソンズの音楽しかり。
録音はあと30じかんぶんある。朱髪の火乃絵のために、枯れかけの suicune もがんばろう、スライド・ショーであっても動画制作には想像の五倍以上のカロリーをつかう。
このいちれんの録音のとほうもなさに気づいているのはいまのところ火乃絵しかいなそうなので、しっかりと編集をまっとうしたい。
昨夜(十二日)からサンオウには市村が来ていて、これから始発とバスで長野は駒ヶ根の山奥へ旅に出る。今日(十三日)の航海日誌ははじめて旅先で記すことになる。この未ざらし紙のノートを肌身離さず、だ。
白石火乃絵【STAFF Note】【サンオウ通信】については、いつかどこかでまとめて書く。self口述筆記のようなものか、
旅の中の旅へ。——
文月十三日
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