見出し画像

「生権力」のあり方について

Twitterに重箱の隅をつつく小煩いコメントがついたので、削除してこちらに転載します。脱輪さん通知になってしまったらごめんなさい。

 この脱輪さんの意見に概ね同意する。
 ハラスメントが問題であることは間違いない。難しいのはその問い方だ。いわゆる「生権力」≒「環境管理型」の権力性を恐れ神経症的に拒むが故に、より醜悪な形で自分たちが「生権力」になるという逆説。
 権力は突き詰めれば、他者との関係のうちに現れる政治性・暴力性に行き着く。これとどう上手く付き合っていくか。

 ただ「生権力」になるだけなら別に構わないのだけれど、問題の解決を先送りする秩序のあり方を構築しようとする意味で、「ハラスメント」糾弾型権力は非常にタチが悪い。
 単なる一個人に善悪はないが、社会と接することによって容易に悪となり得ることを前提としなくてはならない。

よろしければサポートお願い致します! 頂いたサポートは新しいコンテンツ作りに使わせていただきます