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【じーじのもろもろ】このままいくと鎖国になっちゃうかな?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて、今回は、じーじの情報源の一つとして毎日の投稿を楽しみにしているnoterの一人、荒井智也さんの下記👇の問題提起にじーじも少し反応したいと思います。

「ニトリが転勤のない人事制度を導入」よい取り組みですが、今思えば、内向的な日本人だけに、強制的に外の世界を経験させることで、ビジネスマンとして成長し、日本の発展を支えていたのかもしれません。

荒井さんの問題提起

✅海外に挑戦する者を会社が指名できなくなる?

確かに人手不足や雇用の流動化が顕著になりつつあり、若い人から選ばれる会社になりたいのはどこの会社も同じです。

閉塞感のある日本の中でも成長している企業がどうも「人」を大切にしているようだということがデータでも明確になってきたことから、この春から上場企業は「人的資本」の情報開示を求められるようになりました。

我々昭和人総合職なら辞令一つでどこにでも行くのが当り前、会社の命令がきけないのなら辞めてもらって結構という高飛車な人事異動にも変化がみられるようになってきました。

どこもここも焦って急に「人」に優しくなったフリを始めているわけ(ニトリがそうだと言っている訳じゃないですよ)ですが、社員に遠慮ばかりしていたのでは逆に「人」が育たたなくなりませんか?

日本の教育スタイルのままで社会に出てきた若者に企業が遠慮ばかりしていると、内向き志向が益々高まるのじゃないのかと、荒井さんが問題提起されていますが、じーじもその危険性が高いと思うのです。

✅じーじは当然受動的な海外駐在でした!

じーじは、1991年~94年の4年間を米国西岸、2010年~12年の3年間をハワイ・マウイ島に駐在したのですが、ある意味で荒井さんが指摘されているように会社が強制的に私を海外に送ったというのが事実です。

これが公募だったらじーじは絶対に手を挙げていませんでした。

確かに受験英語は頑張りましたよ。受験科目に英語がありましたからね。

でも田舎で育ち、大学に入って東京に出てきて初めて「あなたは、神を信じますか?」と声を掛けてきた外国人と異文化コミュニケーションをしたくらいでしたから、外国人コンプレックスは当然ありました。

だから英会話に能動的に取り組もうとの動機もなく、必要性も感じていませんでしたし、会社に入った後も英語を学ぼうなんてことは思ったこともありませんでした。

そんな私でしたが、会社の命で英語教室には入れられるわ、駐在の辞令がでるわ、本気で会社辞めようかと悩んだものです。

でも「辞めるなら会社のお金で家族で米国生活を経験して日本に戻ってきてから辞めたらいい」と助言して背中を押してくれる人がいて、自身の人生にとって大変貴重な経験を受動的な形でさせてもらいました。

✅教育変えないと益々内向きにならない?

海外で働いてみると、日本の戦後復興には、どれだけ多くの日本人が海外で活躍してきたのかを知ることができましたし、日本の総合商社などは、本当に海外を舞台に頑張って商売してきたんだなということが経験を通じてよく理解できました。

一緒に米国に駐在していた駐在員のご家族が訪米された時にその方のお父さんと夕食を一緒にさせてもらったことがあるのですが、その方は元商社マンで戦後日本の復興を海外駐在員として貢献したとの矜持にあふれておられました。

ニューヨーク駐在時代に「人が稼いだ外貨をわざわざ米国に戻しにくる日本人観光客を見たら腹が立った」と語られた姿をみて、こういう方々のお陰で戦後日本が立ち直っていったんだなと思ったものでした。

また、総合商社で専務までされた方がじーじの会社に来られて私の上司になった時にも、その方から同じような話を聞いたものでした。

「ニューヨークに駐在していた当時の駐在員は会社にアパートも借りてもらえなくて、ホームステイでした。一緒に夕飯を共にできない私にホストファミリーからは『いつも夜遅くまで働いて残業代を稼いでるな』と言われたんだけど『残業手当なんか一銭も出ないよ』と返すと『日本人はクレイジーだ』と言われたものでしたよ。

1960年代70年代の海外駐在員の多くが会社の命を受けて、米国で猛烈に英語を勉強し、猛烈に働いたのだと思います。

今はそんな働き方を「ブラック」の一括りで語ってしまうのですが、異国に強制的に派遣されていながら、強烈な当事者意識と強烈な国へのロイヤリティを持った労働者がどうして日本には「うようよ」いたのか?、1985年まではどうして経済勝ち戦ができていたのか?、どうしてそこから勝てなくなったのかをもっと深く考えた方がいいかもしれませんね。

じーじはその原因の一つが「教育」にありと思っているんです。

教育改革は、子供に対してだけではなくて親への教育(リスキリング)も含めたものでないと親の洗脳(みんなと一緒が一番、覚えて正解を導く勉強が一番だと信じてきた)を解かないと子供の教育は変わりません。

改革を急がないと、このままだと、日本は江戸時代に続いて第2の鎖国政策に突き進むくらい内向きな若者で溢れてしまうことをじーじは恐れています。

荒井さんの記事からそんな危機感をもってしまった次第です。

☆☆☆
(感謝)

▼きしゃこく先生のしゃかせん「Real World Teacher」と「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。
これは「教育データ」の利活用をテーマにした記事ですが、567対応で明らかになった日本のあかんたれ部分「司令塔なき標準化遅れ」という共通した課題の話です。多くの方に読んでいただき、考えていただけると嬉しいです。

【じーじは見た!】前編:教育データの利活用に関する有識者会議(第16回)を見てみた⁉️

▼昨日、おめでとうございます!通知をいただきました。これも皆さんのスキ応援のお陰です。ありがとうございます。

【note川柳】#41:お題は「ワクチン接種」(201~205)

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▼じーじのサイトマップ集です。どれかお一つ読んでみてくださいな!

▼これからもZ世代応援団のじーじをよろしくお願いします⁉


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