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【じーじは見た!】前編:じーじの想い⁉️ ~シリーズの振り返り~

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです。

さて、いよいよ12月14日の1,000日連続投稿達成目前です。

達成直前の週末「じーじは見た!」シリーズは、何をテーマにしようかと悩みました。

時期的にはCOP28で締めくくろうかとも考えたのですが、少しこれまでのシリーズの振り返りやこのシリーズへの想いを語ってみたいと思いました。


✅246作の共通点!

先週までに「じーじは見た!」シリーズは246作の投稿となりました。
結構な数になりました。

「じーじは見た!」は何を見てきたのでしょうか?

これまでいくつかの例外を除いて中央官庁のホームページから公開されている1次情報を使って記事を投稿してきました。

Z世代応援団を自称しているじーじとしては、22世紀も生きているであろう今の若い人、特に小学校5年生の孫にとって大切な「環境」「教育」「産業」という観点から環境省、文科省、経産省や内閣官房等のHPから有識者会議で使われた資料を眺めて、じーじなりの気づきや批判的なものの見方で記事を仕立ててきました。

有識者会議のために官僚さんが準備したデータにはエビデンスが一杯です。

これらのエビデンスは仕事にも役立ちますので、noteへの投稿のためというだけでなく一石二鳥でした。

マスコミ報道は、それらエビデンスを丁寧に紐解くことはせずに大本営発表そのものだったり、ステレオタイプの世間ウケする政権批判報道に終始して、どうしたら良くなっていくのかの「How」はなく、目的や背景の「Why」解説が欠落した報道が多いと思っていました。

だからこそ、ネットの情報を若い人は見るようになっているのだと思いますが、これもまた課題があって、自分の頭で考えないで人の受け売りでの批判ならまだしも、誹謗中傷に走る輩がいる問題があります。

ネットの人気者ひろゆきさんのように権力者に対して「YesかNoで答えてください。」「それってあなたの感想ですよね。証拠があるなら出してください。」と相手をやりこめて論破するのを見るのが楽しいという若者も多いようです。小学生までひろゆきさんの口真似をする時代です。

でも、相手を論破するだけでは、世の中は良くなっていきません。

だからと言ってじーじが投稿したからといっても世の中は変わる訳ではないのですけれど、世間の注目が後から付いてくるようなネタを先に見つけて自己満足したり、若い人が一人でも二人でも政治や行政に興味をもってくれたらいいなと思ったりしてきたのです。

✅既に分かっている未来から目を反らさずに!

じーじは、シェルのシナリオ本部という組織が遠い未来を想定した未来のシナリオを経営陣に投げかけて、経営戦略立案の材料にしているという話が大好きです。

ソフトバンクの孫さんにしろ、ファーストリテイリングの柳井さんにしろ、カリスマ経営者には、未来が見えているのでしょう。

だけど、プライベートカンパニーがパブリックカンパニーとして永続していくためには、カリスマ創業経営者の後を継ぐサラリーマン社長が、遠い未来を見た戦略を考えていかなくてはなりません。

そのためにはシェルのようなフレームワークが必要です。

日本の無成長30年の歴史が教えてくれているのは、「変わりたくない病」に侵された想像力不足の日本ということです。

属人化・部分最適・長時間労働の三種の神器と家庭内男女役割分担、若い起業家や労働者が都市部に集まる都市化、それらの好循環によって戦後復興を果たした成功体験が新たなイノベーションの障害になっていました。

昭和人たちは、かつての成功体験を部下に語り、猛烈主義こそが正義のごとく変わらずにやってきました。

世界からは「人権意識の遅れた国」(ダイバーシティ推進をすべし、外国人技能実習制度の名で行われている現代奴隷制度を廃止すべし、女性役員・女性管理職を増やすべし、女性国会議員を増やすべし等々)、「非財務指標の重要性認識の低い国」(人的資本の情報開示をすべし、気候変動リスク・機会の情報開示をすべし、生物多様性対応の情報開示をすべし等々)と批判されてもきました。

これら世界からの批判を日本人自身が真摯に受け止め「遅れた国」と自覚したのは、コロナ禍という世界共通の出来事によってでした。世界のトップクラスのデジタル対応力との差を痛感したのでした。

また、未来に対する想像力不足が招いた悲劇、それは日本にとって最も明確な失敗である人口減少社会に対する想像力不足でした。

1991年にピーター・ドラッカーは日本の未来を予見してくれていました。
30年間、この予見を無視とは言いませんが、「現状を変えたくない」現状維持バイアスが、社会構造を変えることを躊躇し、「変わりたくない病」を蔓延させてきたと思っています。

✅心配しなくても変化は始まっていますよ!

イノベーションを阻害する要因を排除して、社会構造を変える原動力は立法です。法律こそが、人々の行動や思考を変える源です。

そのためには国政が大事なのはもちろんです。
しかし、衆議院の女性国会議員比率9.9%をいきなり50%にするということを既得権益者が決断する訳がありません。

だけど、地方自治体の首長選択なら皆さんの力で何とかなります。
そうすれば地方議会が変わっていきます。

地方が変われば国政も変わると思います。

2025年には、労働生産人口に占めるミレニアル世代以降生まれが過半数を占めます。

戦後復興の主役だった昭和人、根性論の昭和人、情緒の昭和人がマイノリティになっていきます。

必ず、明治維新、昭和維新(戦後復興)に次ぐ、令和維新が始まると信じています。そんな想いを込めたのが「じーじは見た!」シリーズでした。

さて、後編では「じーじは見た!」はどこへ行くをテーマに想いを記してみたいと思います。

つづきを読む

☆☆☆
(感謝)

きしゃこく先生のしゃかせん「毎昼」にじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。きしゃこく先生には感謝、感謝、感謝です。じーじの記事を沢山紹介していただき、本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

【じーじは見た!】前編:規制改革WGのメンバーにあの人が⁉️

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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