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映画「イエスマン」のラストシーンの意味がようやくわかった気がする

今日、シャワーを浴びてたら、
ふと映画「イエスマン」を思い出した。この映画、一人暮らしを始めた当時、何周も観たんですよね。
DVDとか買って。

で、そこからもう何年だ…?
結構経って、ようやくラストシーンの真意に気づいたんですよ!!

■ざっくりどういう映画かと言うと、
「離婚してから、あらゆることにNOと言ってきた主人公が、ある日全ての選択肢をYESと言うことになり…」
という、まぁラブコメです。

主人公はジム・キャリーでして、「これぞ」という顔芸も見せてくれる。藤原竜也が叫ぶなら、ジム・キャリーは顔芸。これが観たいまである。

そして、ヒロインがゾーイ・デシャネル。非常に可愛いんですよ。もうゾーイ・デシャネルがかわいくて何周もしてたのかもしれない。ってくらいかわいい。

■この下からネタバレしていくんですけど、、

わたし、この映画、「NOってばっか言ってないで、色々試してみろよ」って言うことを教えてる映画だと思ってたんですよ。なんか消極的になる自分にとって「Yes」は大切な事だよな、と尻をたたかれるように自己啓発的に観てたんです。

そうなるとラストシーンに関して、なんで主人公はNoって言ったんだ。と腑に落ちなかったんです。この映画のテーマは「試してみろよ、やれよ」でしょって?
そりゃ、流れとしては分かりますよ。最終的にはYesというメンタルブロックとか、自己暗示を解いて、選択したい「No」と言って満足ハッピーって。
でもこっちは「やってみろよ」を言われたくて観てるから最後のシーンで消化不良を起こしてたんです。
だけど違った!違ったんですよ!
なんで今気づいたんだこれ。

■そもそもこの映画で言いたかったのは「主体的に選択しろ」って事だったんですよ。ひゃー!

全てを「No」というのも、全てを「yes」というのも、流されてますよね。楽ですよね、全部それを自動的に選べばいいんですもの。

そして、当然「Yes」のほうが色んな経験もするし、出会いもあって、「No」の自動思考より進んでる感があったり、いいことが起こってるように見えるんです。

そう、自己啓発やスピリチュアルにハマるのはこの状態なのでしょう。いい「教え」があって、それを守るのが幸せって。確かに「No」だった日常よりは幸せになれるし、楽しいです。でも、その分、心を無視するから疲れるんですよ。

なんなら、この「Yes」状態は現実社会においての規範やマナーや、出世がいいだの、日常生活の常識というのもここに入るのかもしれません。

けど、その呪縛から解放するのは、ちゃんと自分で選択することなんですよね。自動的に「Yes」でもなく、「No」でもない。意識的に「Yes」で「No」なんですよ。

この意識的に「Yes」だ「No」だというのは、自分の心に沿っているということで、自動的じゃない。
そこに力強さがある。

凹む時は凹んだっていい。それを選択したなら。
はしゃぐ時ははしゃいだっていい。それを選択したなら。
人生の幸福は自分で選ぶ、ということなんだって。

そういう事が言いたかった映画なんだぁ、と納得しました。

■ふぅー、スッキリしました!

東京都在住/埼玉県出身/営業マン/ゲーム好き/アニメ好き/映画好き/心のこと興味ある/英語に興味ある/興味を得た情報のアウトプットします/あとはなんかしらの創作活動できればいいかなと思います。