昭和 30 年代の空気と、
この度、初めて旅人(ナビゲーター)として、ある写真家を追う、という経験をしました。
私が参加したのは 3 日間のロケとその前の数回の打ち合わせ。あとは、スタジオでの MA という作業を残すのみです。
事前の調査など、すごく大変だったろうということが、その数日だけでもわかり、3 日間のロケでもいろいろ考えさせられ、本当にいい機会をいただきました。
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戦後、昭和 30 年代、濃ゆい写真の時代を追っていくのですが、
今まで写真史や本で、文字の上で追ってきた知識だけの昭和 30 年代を、少しだけ、当時の空気みたいなものを肌で感じられたような気がしました。
当時を知る方々、オリジナルプリント、当時の書簡などを通して、本だけでは知ることができなかった、昭和の生身の人間、生身の写真家、というものを知れたように思います。
「写真には撮り手の内面が写る」
という言葉を耳にしたことがありますが、それが腑に落ちたロケでした。
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10 月 6 日(金)19:30 ~
NHK 鳥取の番組に旅人(ナビゲーター)として出演します。
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