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表参道で飲んだロイヤルミルクティーを、たぶん生涯忘れない

こんにちは、soonです。
突然ですが自己紹介をします。
親に連れられて「そこそこ田舎」を転々としながら生きてきた、東京に怯えているへっぽこメンタル豆腐ニンゲンです。
結構まずいところまで精神状態が落ち込んでいたところをSexyZoneさんに救われ、今なんとか毎日へろへろになりながらも働いています。

さて、先日、SexyZone松島聡さんの個展へ行ってまいりました。
そのことを、ちょっとだけ書き残しておこうかと。
いつもは下手くそながらもパッケージとして形になるように考えて書くんですが、今回は心のままに綴らせていただこうかと思います。
なので感想というよりは、自分語りです。
私の「コ。」についての話に近いかも。
そのあたりどうかご留意ください。

なお、作品についてはふわっと書かせていただいています。ネタバレは無いと思いますが、気になる方はお気をつけください。

大雑把に話すと、「人生のデフォルトが"苦痛"の人間が時折出会う、生きていてよかったと心底思える日」になりました。

遠出ができた

まずこれです。
東京に行けた、という事実。
これだけでだいぶ嬉しいです。
それくらい元気になったということなので。

一時期ですが、公共交通機関、映画館、果ては近所の散歩に至るまで、人がいる場所に出ていくのが難しかったときがありました。
不安と緊張ですぐお手洗いに行きたくなってしまう、という状態でして。
息も苦しいし、普通に外に出られなくて、怖くて怖くてたまりませんでした。

だからこそ「表参道」とかいう超絶おしゃれシティ(といういち田舎者の認識です)に一人で乗り込んでいけたこと自体、個人的には大きなことでした。
前日に友人と会って、美味しいもの食べて久々にたくさん話せたのもほんとうに嬉しかったです。

自分の意志で行きたいところに行けること、ぜんぜん当たり前じゃない。
馬鹿の一つ覚えみたいですけど、本当に、本当に嬉しかったですね。

"Draw your Life"

会場近くでパッと目に飛び込んできたこの言葉。
入る前だったけどもう泣きそうでした。
いちど大真面目に人生を救われているので、もう、響いて、響いて。

私という人間が誰なのか。
人生の節目にそれを考え、考えすぎてどん底に落ち込んで何もできなくなっていたところを、SexyZoneは助けてくれた。

前にも進めず、後ずさることもできず、だからといって回り道も見えなくて。人間だから空は飛べないし。
そんなふうにうずくまってた頃の気持ちにすごく似ていると感じた作品があって、どうしようもなくなってその作品の前で泣きました。

聡ちゃんもそういうときがあったのかな。
あまりに胸に迫るものがあって、しばらく動けませんでした。

ロイヤルミルクティー

会場を出たあと、近くのカフェでロイヤルミルクティーをいただきました。

物理的にも、経済的にも、「見に行ける状況である」ことがどんなに得難いことか。
おしゃれな街の、おしゃれなカフェで、精一杯おしゃれをしたちっぽけな私のまま、しみじみ思ったものです。

私という「コ。」は今もまだ、生きてゆくことの果てしなさに怯え、うずくまることがあります。
大泣きしたあげく眠れなくなる夜もあります。

だけどやっぱり、簡単に人生は終わらない。
たとえ苦しいことのほうが多くても、歩いていかねばならないらしいのです。

そういうときささやかに、「その生き方」を肯定してくれる存在が、言葉が、やっぱり希望になる。
私たちの「コ。」を思いやり、しなやかな強さを示してくれた松島聡さんは、どうしようもなく希望でした。

あなたが思ってくれた私の人生のうちのたった1日は、「生きててよかった」と心底思えた日になりました。

そういうことを考えながら飲んでたので、ロイヤルミルクティーはすごく印象深いものになりました。
楽しくて、心が震えて、とっても良い体験でした。
ありがとうございました。
配信も楽しみだなあ。

過去の記事見てると、なんだかいつも食べたものや飲んだものの話をしていて食いしん坊だなと思わなくもないですけども……
いいんです、食べることって生きることなので……

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