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日本で一番高いバンジージャンプ

一人暮らし、毎日が休みのような生活。
無理に連休に出掛けなくてもなぁ、と思いながらも、出かけたい気分。
天気は曇り。山に行こうか、車で走ってこようか迷う。
ふと、バンジージャンプのニュースが頭に浮かんだ。
そうだ、日本一高いバンジージャンプの橋を見に行ってこよう!

場所は、岐阜県恵那郡八百津町久田見。 
私の住む所から結構楽に行ける。

八百津の町を通り、杉原千畝記念館を通り越す。
杉原千畝さんという方は、簡単に言うと、外交官で、第二次世界大戦中、赴任していたリトアニアで、ナチス.ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給し、彼らの亡命を手助けしたことで知られている人。
そのビザは、「命のビザ」といわれていて、
八百津町が杉原千畝の生誕の地ということで、その功績を称え、後世に伝えるために記念館が建てられています。
ここは、以前に訪れたことがあるので、通過します。

連休でも、車は走ってなくて、気持ちの良いドライブです。
橋の手前、道の左側の駐車場に赤い物が目についた。
この橋かな?
そこの駐車場に車を止める。
目についた所は、バンジージャンプの申し込む所みたい。
手続きが済んだ人が赤いジャンプスーツを着ているようだ。

道を挟んで、橋の手前右側に飛ぶのが見える場所があった。
橋は460mの長さで、真ん中にバンジージャンプをするところがあるらしい。

この場所の説明の看板

そこから見ると、遠く橋の真ん中くらいのところに、飛ぶ所が見えた。
200m離れていると、結構遠くて、人がとても小さく見える。
丁度、人が飛ぶところだった。高い!

赤い服を着た人がスーッと落ちていって、下の方の木の陰で見えなくなった。

まだまだ下に落ちていきます!


あんなに深い所まで行くんだね!
そして、すぐにびょ〜んと反動で上がってきて、また、下がって、そして、ゆらゆらとしていた。
あっという間だった。

若い男の子がいたので、ちょっと話しかけてみた。
東京から、6人のグループ出来ていて、彼だけちょっと不具合があって飛べなくて、とても悔しい思いをしてると。
それで、みんなの写真を撮っているんだと。
いやぁ~、飛びたいっすよ~!やる気満々で来たんですから、悔しいっすよ!と、言っていた。
でも、1年間有効の無料券を貰ったので、また絶対に来ますとも言っていた。
彼らのグループが帰ってきたので、
おかえり!どうだった?と聞くと、いやぁ~楽しかったっすよ!とか、少しだけあっちの世界を見てきました、という子もいて。でも、みんなすごい笑顔で、私にも感動が伝わってきた。
そりゃ、あれだけの高さの所から飛ぶんだもんね!!!

飛ぶ場所を見に行ってみよう。
橋の真ん中まで歩く。

飛び方
各地のバンジージャンプの高さ
こんなに高い!


次のグループが来るまでちょっと時間があるみたい。
そこには3人の働いている人がいた。
ちょっと話を聞いても良いですか?と尋ねたら良いよと言ってくれたので、1日何人の人が飛ぶのですかと聞いたら、週末などの日は、60人くらい飛ぶよって!
あなたは飛んだことがあるのですか、平気でしたか?と聞いたら、ボクは大丈夫だったけど、お客さんの中には、たまに地面にベタッと倒れちゃう人もいるよって。

次に飛ぶ人達が来た。
若い女の子もいる。
飛ぶ順番にヘルメットを被り、足に重りをつけて、準備。

橋の上で順番待ち


そこから一人ずつ、飛ぶところの中に入ってロープをつけたりしている。

飛び出す所


さぁ、準備ができて、最初の人が飛ぶ所に立つ。

見てる方がドキドキ

係の人が、何かひとことふたこと言って、54321と早口で掛け声をかけると、男の人は、ためらいもなく飛び出した。

54321、とても早口!

ほんとうに一瞬で飛び出して行った。一瞬見えた赤いジャンプスーツの人は手を広げてムササビのように見えた!それでムササビスーツと言うんだね!

ムササビのように!


この場所からは下の方は見えないので、さっきまで橋の端から見ていた光景になってるんだろうなと、思いえがく。
しばらくして上がってきた50代位の男の人は、楽しかった!とこれまたスッキリした笑顔だった!

ちょっと曇り空になって肌寒くなってきたので、橋を戻って飛ぶ所が見える場所まで戻って。

何度見ても谷が深いです。

もう一度、飛ぶのをみる。何回見ても、おもしろい!
一緒に見ていた若い男の子が、ボク30分後に飛ぶんですよ!と話しかけてきた。
初めてのバンジージャンプが、この高さですよ!と、もうすでに心が昂ぶっている感じ。
だろうね〜〜〜。

あなたが飛ぶのを見たいけど、寒くなったからもう帰るねと挨拶をして車に戻る。
あぁ暖かい。
さて、帰るとするか。
見ているだけでも興奮したのかな?
頭の中にバンジージャンプの様子や若い人たちの笑顔や言葉が思い出されて、ワクワク感が何日か続きました。
見ているだけでも楽しかった、バンジージャンプでした。

読んで頂いてありがとうございました🙏












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