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完璧主義から抜け出せたお話

認めてもらいたいというその根底には寂しさや孤独感が静かに眠っている。


今回も前回の続きを書いて行きますね。
書き出すと、ついシリーズ化してしまいます、笑
是非、お付き合いください。

静かに眠っているというのは一体どういう事なのか。

自分自身が寂しさや孤独感を感じていないうちは、それが眠っている。いや、それを寝かせていると言ってもいいかもしれない。
これと言って主張はしてこない。
だからたまにそれを持っている事を忘れてしまうのだ。

ではいつ「それ」がやってくるのかというとそれは自分自身が変わりたいと思ったときに目覚めるのです。

変わりたい。私変わりたい。
ここから抜け出して、私も自由に羽ばたきたい。
自分の人生を生きてみたい。
誰に遠慮することなく自分の道を自分の足で進みたい。


そんな風に思ったときがきっとベストなタイミング。

それともう一つ「それ」がやってくるタイミングがあります。
何かと言うと、体調不良が続いたりして病気になってしまった時です。
身体の不調は心の訴えに対してとても忠実なのです。

お腹の調子が悪いと不安がやってきたり
頭が痛いだけで今日は寝ていたいと思いますよね。
ストレスが溜まってると、呼吸が浅くなっていますよね。
と、まあ思い当たる事はたくさんあると思います。

さっそくテーマからズレたので、戻ります。
【身体の不調は心の訴え】については、またの時に書こうかな。


完璧主義さんというのは独自に作り上げたルールのもと、懸命にそのルールと向き合いながら暮らしています。

マイルールにこだわりも併せ持っているから厄介。つながれた鎖を持っているのは自分自身なのです。

さて、それでは完璧主義の枠から抜け出せた方法について
私の場合を書いて行きたいと思います。(やっとかよ、と思った人お待ちどうさまです)

まず、環境を変えるという事がひとつのキッカケとなりました。
それまで散々「まぁいいかって口に出して言ってみてー」と言われていましたが、その言葉がどうしても理解出来ずに何年も何年も経っていました。

時は変わり、ある時夫の叔父が住んでいるサンフランシスコへ行く事になりました。東南アジア以外の国は初めて。

--アメリカ--

その昔私はステージで自己表現をしていたことがあり、アメリカと言う響きだけで憧れのような気持ちがありました。
知らない国へ行くという不安はなく、異国の文化に触れることも好きだったため、ドキドキと共になぜか私の中で突如湧いてくる「なんとかなるっしょ精神」がとても役に立ちました。

*完璧主義の中にも突如やってくるなんとかなるっしょという気持ち。
(これについてもまた書こうと思います)

サンフランシスコへの道中、シアトルでtransfer

そして叔父と再会。
行く場所行く場所で感じる土地の広さや人々の明るい笑顔に、徐々に私も解放感を味わいだしていました。
しばらく一緒に過ごしてみると、叔父のある癖を見つけました。

「オ・ッケ〜」

まるで歌を歌っているみたいに、次から次へとオ・ッケ〜が出てくる。

叔父は穏やかな人だけど、時にキレやすい。言葉を変えると自己主張をしないとやっていけない国で人生の半分以上を生きているのだから当然。
理不尽な事にはしっかりとブチ切れる。けれどそれ以外の時は、オ・ッケ〜と実に力の抜けるような言い方でオ・ッケ〜を私たちに浴びせてくる。

OK (okay, [ˌəʊˈkeɪ], オーケー) は、賛成・同意・承認や
好調 (approved, all right, favorable)・正しい (correct) を表す英語の単語[1]。O.K. とも表記される。英語圏でだけでなく、日本語を含めた様々な言語で用いられている。

Wikipediaより

その時にふと頭によぎりました。
「まぁいいか」が私の中で「オ・ッケ〜」に変換された瞬間でした。
しかもオの後ろに中点「・」が付くその言いかたの方がより「まぁいいか~」っぽく聞こえる。
私はそんな叔父を見ていて、叔父は色んな事を許しまくっているんだな、と感じその叔父に対して急にリスペクトが高まった。

サンフランシスコから東へ60kmの位置にあるLivermoreの広大なオリーブ畑にて

滞在中に私も真似してみることに。
角度を変えて見てみてる事や、先入観なしでやってみることが学びとなりました。
ことある毎にオ・ッケ~
イントネーションを変えて言ってみたり溜めて溜めて言ってみたり。
それが長ければ長いほど力が抜けその後の、「オ・ッケ〜」には★がついているような明るさと、もれなく笑顔がくっついてくるからもうなんでもありだ。なんなら言いまくりたい。
突如として自分の中での流行りがやってきた。
ヤァヤァヤァ!

そんな事をしながら、とても大きな気づきがあったのでご紹介しますね。


【アンガーマネジメント】ご存じでしょうか。

イラっと来た時の、むむむ!や、うーん、と思ったときに私がまぁいいかと言えなかったのは、自分の感情をあきらめる感じがしてすごく嫌だったからだと思う。スルー出来なかったのです。
ですがそれをオ・ッケ~に変えただけで、そこにフォーカスしなくて済む思考(切り替え法)を手に入れることが出来ました。
オ・ッケ~って中点「・」を入れることによって、自然とアンガーマネジメントが出来ていたのかも!とストン。

アンガーマネジメントというのは、怒りの感情になった時にそれを鎮める6秒ルールというのがあります。「オ・ッケ~★」を言っている時間は約2~3秒ですがそれと結びついたんです。

最強の「オ・ッケ~」を手に入れ、ささいな事にフォーカスしないで済むようになり、すんなりこだわりなく流せるようになると今度は自分の中の正義感のようなもの、こうであるべきみたいなものも不思議と徐々にですが小さくなっていくのがわかりました。
「まぁいいか」というのは「切り替える」というワザのことだったのか~。
思考を切り替えるという事も同時に理解出来た出来事でした。

そうなってくると、頭の中でごちゃごちゃ考えていた事が少なくなっていって、なんだか余白ができた感じ。頭が軽くなった感覚もあったし、次々とアイデアが湧いてきたり元々オープンな性格だったけど、より心がオープンになっていきました。

叔父は色んな事を許しまくっているというよりも、切り替えたり、うまくやり過ごしたりしていたんですね。
必要以上のエネルギーを使わないという事、必要以上に闘わないという事。
私はそれが許しに繋がっていると感じ様々な事への許容範囲がぶわ~~っと急に広くなったのです。



日本語って色んなニュアンスを含んでい皆、感じ方が違うから難しい。けど何がハマるかわからないから面白いのです。
たまたま私はオ・ッケ~がハマった。
きっとあなたにもハマるwordがあると思いますよん(^-^)



人生って何がキッカケになるかわかりません。それがどのタイミングで訪れるのかもわからない。けれど自分のアンテナを立てておけばヒントはたっくさん散りばめられているし、そのタイミングは急にやってきたりします。
頭の中に余白を作っておくと、アンテナが立ちやすいのですが、余白を作るのに私がおすすめしたいのはやはり【瞑想】です。

足かせが外れたらもう身軽でしかないね♪


「なんでこんなことばっかりやっているんだろう」「ここから抜け出したい」
「ホントにこれでいいんだっけ?」「これをしている私はhappy?」

どんどん心の声に耳を傾けて^ ^



ここまで読んでくださりありがとうございます。

2022年の年末、この記事を書き終える事が出来ました。
来年も引き続き、1人でも多くの方に読んで頂きたいと思っていますし、これからも私の経験が誰かの生きるヒントとなったらとても嬉しいです。

<hi-coの簡単プロフィール> 

現在は夫と猫とタイのチェンマイに移住。(プーケット→チェンマイ時々ベトナム)
人生は選択の連続☆☆☆ 
自分のやってみたいこと、感じたいこと必要なことを体験中。
自分自身が精神的な病から10年以上をかけて克服、人生を復活、マインドを整える事が何より重要だと感じる。 
ホリスティックセラピーの考えのもと、病院へ行く前にココとして存在していたいという思いがあります。
現在は日本に向けてオンラインにて活動中。
年に数回日本へ一時帰国の際には、瞑想を取り入れた施術をしている。 
セラピストであるが、心への問題を得意としている。


瞑想シータセラピスト(頭・思考)/ヒプノセラピスト(感情・思考)/チネイザンセラピスト(腸・思考)
 The slow movement of energy will heal your heart.

記事を読んでみて、何かのヒントになりましたらハートマークを押してよかったよ〜^ ^を教えてくれたらめちゃくちゃ励みになります。
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また来年も書いていくので、よろしくお願い致します^ ^



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