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【共同執筆】連想雑学ゲーム!【水島ひらいち】

八重:
俺らって雑学が得意じゃし、そろそろ雑学を使って何かお喋りがしてぇなって思ったんよ。
そこでじゃけど、連想ゲームみてぇに数珠つなぎに雑学を言い合うっていうのはどう?前のターンの雑学に関連したことを言っていくルールで。

涼:
とうとう真理の扉を開いてしもうたな。
このゲームが俺らの正解じゃで。

正解と言えば、この『』という字がどういう成り立ちか知っとる?
まぁ読んで字の如くなんじゃけど。簡単に言ったら
牛を解体する様からきとるんよな。
牛の角を刀でバラバラにするということじゃな。

この漢字が使われる言葉は非常に多くて、解釈が多様化しとるように思われるんじゃけど、とりあえず成り立ちは理解してもらえたかな?
こうやって漢字を解析して行けば謎も解明されて疑問も解消されていくよな。
おっと解説の余談が過ぎたわ。
とりあえずルールは了解したけん続けていこうや。

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八重:
ルールの飲み込みが早いし早速雑学を放出してくれとるが。
幸先が良すぎてシリーズ化に期待してしまうわ。
涼は漢字への造詣が深いけん、毎回こういう知識は参考にさせてもらっとるわ。名古屋の地下鉄のホームで『丼』の由来を教えてもらったのは一生忘れることがねぇと思うで。

で言えば、スペイン語で牛はVaca(バカ)なんよ。発音もVが日本語のバ行にあたる発音じゃけん、そのまま『バカ』。
あと、ニンニクはスペイン語でAjo(アホ)。こっちはちょっと発音難しいけど、カタカナで表したら『アホ』。ニンニクをオイルで煮込んだ料理はアヒージョじゃけど、これはアホ料理っていう意味になるわな。

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涼:
さすがスペイン語に関しては俺らの界隈で右に出る者がおらんだけあるな。

ニンニクと言えばなんじゃけど、あんまり考えたことねえかもしれんけど植物じゃけん当然花言葉があるんよ。
花言葉は『勇気と力』でなんとなくニンニクにピッタリじゃな。
ちなみにニンニクの語源は忍辱(にんにく)っていう仏教用語からきとって、意味は文字通り耐え忍ぶこと。ニンニクの臭いやクセは、今でこそ好まれとるけど昔は食べることが苦行じゃったんじゃろうな。

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八重:
鮮やかなリターンじゃが。
花言葉で返されると俺も太刀打ちできんけん。

耐え忍ぶ…で思い出したけど、受難っていう言葉あるが。
実は受難は英語でPassion。そう、『情熱』を英語で表したときの単語と同じなんよな。元々はキリストが受けた苦しみを指す言葉だったのが、苦しい感情⇒激しい感情⇒情熱、っていう流れで今の意味になったんじゃろう。
パッション屋良っていう芸人さんが胸を叩いて苦しんどったけど、実はダブルミーニングだったんじゃろうな。

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~続く~


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