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【漢字の由来】上旬・中旬・下旬…『旬』が10日を表す理由

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

クソ暑い8月もいよいよ終わり、これから9月に入ります。
とはいえ9月の上旬は日中の気温も高いので、引き続き気をつけなければなりませんね。

さて、この上旬とかの『』、もともとどのような意味なのでしょう。
食べ物のしゅんを指すこの言葉ですが、今回はじゅんについての話です。

とても簡潔に説明させていただきますと、昔は太陽が10個ありました
古代中国の神話なのですが、太陽は10人兄弟で、毎日代わる代わる別の太陽が地球を照らしてくれていたのです。

しかしある時、太陽が身勝手に登るようになり、1日で太陽が10個全部出てくる日がありました。
1個でも暑くて仕方ない太陽が10個となると、暑さがとんでもない。
そこで弓の名手である羿げいが、9個の太陽を撃ち落として1つだけにして平和に収めました。

という話があります。

旬という漢字は、これら10個の太陽の総称を意味しています。
交代で出てきて一巡りしたら10日、なので十日を1つの単位とする『旬』が存在しているんですね。

…もし今生き残ってる太陽があの時のバイオリズムを思い出して10日に1日しか登ってこなかったらどうしよう。
羿はそのリスクヘッジを考えてなかったのでしょうか。笑

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