まえに住んでいた街。

昨日、用事があって、そのついでに1年半くらい前まで住んでいた家を見てきました。

家の前に立って感じたのは、家自体にはそんなに変化がなくて、それが少し寂しかったことです。

なんでかなぁと考えてみると、ここ1、2年は、子どもが生まれ、妻の自家近くに引っ越して、すべてが子ども中心の暮らしになりました。ぼくが前の家にいたときは結婚はしていましたけど、自立した大人2人が一緒に住んでいるので、独身のときと比べてそれほどの変化は感じませんでした。

たぶん、ぼくが寂しく感じたのは、子どもと一緒ではなかった頃の暮らしが懐かしくて、少しだけ名残惜しい気持ちがあったからです。

その頃は、ほとんど自分の都合だけで好き勝手にやってましたから、その気ままさがちょっと羨ましく思えたり。

もちろん今の生活は、気ままさとは違う、子供と一緒にいる面白さがあって楽しいです。子どもが言葉を発したり、一人でスプーンを使ったり、色々なことができるようになるのを見るのって、たいしたことしてないんでけど、ほんとうに嬉しいんですよね。

今の暮らしに満足していても、いなくても、ぼくは以前の暮らしを懐かしむのだと思います。

だから、昔を懐かしむのは、ほどほどにしておきます。今をどうやって面白がるか、これからどうしたいのか、それを考えて行動し続けるしかないんです。

おわります。

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