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前田裕二の「メモの魔術」を読んだ感想:アウトプットを深める新しい形

 「メモの魔術」を読みました。起業家・前田裕二さんのメモ術について書かれています。

 とにかくこの本のイイタイコトは、「色んなことにアンテナをはってメモを取り、それらを抽象化し、ジブンゴトに当てはめると何が言えるかをとことん書き出す」に尽きると思います。
 あとは前田さんとはどのような人生を歩んでこられたのかとか、どんな考えを持っておられる方なのかを少し覗いて見ることができます。

 実は初めAudibleで通して聴いたのですが、さらっと内容が流れてしまったので、本を買って読み直しました。今回の経験で感じたのは、案外、Audibleでさらっと聞いたあとと文字で読んだあとで記憶への定着は大きく違わないのだろうかということです。Audibleだと内容が流れていっちゃうと思っているけど、本も1度読んだぐらいではしっかり内容が定着するわけではないし。感覚としては、Audobleでもさっと内容を知りたい程度なら全く問題ないのかもしれないと思い直しました。
 ただ、前の章のあの内容、具体的には何て書いてあったっけ?と内容を検索したい場合や図を参照したい場合、Audibleだと面倒だなと思います。

 この「メモの魔術」は身の回りの情報をキャッチし、抽象化と具体化思考を繰り返す訓練、言語化の訓練をするための方法が書かれている本でした。
 この本を参考に、いつもの記録や考えを書き込んでいるノートに、もう一歩踏み込んだ考察をしていきたいと思います。
 アウトプットに興味のある方には、この方法は参考になるかもしれません。


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