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発達障がいの人材、争奪戦

私の仕事は発達障がいの方たちにかなり支えてもらってます。今、準備中のプロジェクトの協力者が増えてきたのですが、その中の2割は発達障がいの方です。ご本人から教えてもらいました。人材基盤教育のプロジェクトなので、抽象的なものを論理的に仕上げたり、前例のない活動なので固い頭では限界があったりします・・・。

今、力を貸してくれている方たちは、高い専門性と思いがある人たちばかりです。普通なら私が関わらせていただけないような方ばかりです。そのような中、発想力が無限で、地頭の良い発達障がいの方たちも、コアな部分を支えてくださっていて、本当に助かっています。


私がなぜそのような方たちに出会い、これほど力をかしてもらうことができたのか?ご本人に聞いたり、私自身も考えてみました。。。

おそらく理由は、私が社会貢献へ繋がるビジョンを明確にもち、6年以上ずっと発信を続けて来て、このプロジェクトに対して本気だからだと思います。行動が蓄積され、覚悟も決まった、つまり、私はよく頑張った^^!だから、そのような方たちに出会えて、力を貸してもらえるような自分に成長できたのだと思います。

私の能力を遙か越えた異次元の議論や提案を聞きながら、一瞬私の心は空へ飛び~、「今まで頑張ってきてよかったよぉ・・・」と幸せ噛みしめる日々です。


シリコンバレーでは、高い能力をもつ発達障がいの人財が争奪戦?というような話を聞きましたが、いやいや、身近な話です。

そういう優秀な方とパートナーシップをもつには、やはり、自分を鍛えるしかないと思います。本質的な主体性の確立、良質なビジョンと徹底した逆算行動、多様性の受容度と活用意識、ここを固めずして、彼らの力は借りれません。

組織もまったく同じことが言えますよね。
・経営陣筆頭に主体性がどこまで確立しているのか
・自分や部下の価値と可能性をどこまで信じ切っているのか
・目標、行動宣言がビジョンになっていないか
・良質なビジョンは逆算行動へ繋がっているか
・理想と現実は別、そんな前提がないか
・多様性の活用意識がどこまで組織に腹落ちしているか


個人的に実感しているのは、優秀な能力をもつ発達障がいの方たちは、相手の本質を見透かす力が標準装備されているということです。目の前の人や組織が、いくら「ビジョンだ」「多様性が大切だ」と言っていても、その言葉にはだまされず、自分が本当だと感じるか?、相手の本質を見抜いています。そこで「信じられる」と思えば、その方たちは物凄い力を発揮します。

私の場合は、自分を鍛えたと言うより、人材基盤教育が専門なので鍛えざるを得ず、ラッキーだったわけです(笑)今まで地道に頑張ってきて、ほんとうによかった。。。ご褒美だね。神様、いるね。


↓「多様性が自由に行き交う社会・組織の作り方」


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