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DSCL METHOD CARDS

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DSCL METHOD CARDSについて DSCL METHOD CARDSは「デザインおばけ」が解説する、誰もがデザインの力を使えるようになることを目指したメソッドカードです… もっと読む
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記事一覧

DSCL METHOD CARDS 「CONCEPT SHEET -意図記述-」 #24

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「CONCEPT SHEET -意図記述-」とは、アイデアや企画の狙いを1枚の紙にまとめものです。このシートをつくることを通して、因果関係や論理構造を整えたり、他者と共有しやすくなります。 WHY:何のために?・文字で書き、明文化することで、内容が整理され、気づくこともあるため HOW:どうやるの?以下の観点を決めて、1枚のスライドにまとめる ・アイデア名

DSCL METHOD CARDS 「STORY -物語作成-」 #23

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「STORY -物語作成-」とは、アイデアをストーリーボードや漫画などのように、シナリオとイラストを組み合わせ、物語形式で視覚的に表現したものです。 WHY:何のために?・事実より物語りの方が理解しやすいため HOW:どうやるの?1:悩める主人公を決める 2:悩やんでいるシーンと解決するシーンを決める 3:絵と文字で表現する DSCL METHOD CAR

DSCL METHOD CARDS 「LOG -痕跡保存-」 #22

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「LOG -痕跡保存-」とは、プロジェクトの航海日誌です。プロジェクトが現在位置にどのように到達したかを忘れた時にチームメンバーでふり返ることを手助けします。 WHY:何のために?・プロジェクトの道のりをふり返り、みんなの景色と目的を合わせるため HOW:どうやるの?1:プロジェクトのログを残す本やスライドなどを用意する。 2:プロジェクトに関連する、重要な

DSCL METHOD CARDS 「DESIGN PITCH -提案研磨-」 #21

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「DESIGN PITCH -提案研磨-」とは、コンセプト(狙い)を磨くための記述と会話です。文字で視覚的に確認しながら、会話をおこなうことで、より魅力的な言葉を探し出します。 WHY:何のために?・成果物を変えずに、伝え方を変えることで、新しい意味をつくるため HOW:どうやるの?1:話し手は、コンセプト文を書いて、そのまま発話する。 2:聞き手は、アドバ

DSCL METHOD CARDS 「IMPACT & FEASIBILITY -発想評価-」 #20

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「IMPACT & FEASIBILITY -発想評価-」とは、アイデア出しで発散したアイデアをインパクトと実現性で分け、評価する方法です。 WHY:何のために?・たくさんのアイデアを俯瞰的にみて、整理するため HOW:どうやるの?1:インパクトと実現性の2軸をつくる 2:アイデアを配置する 3:インパクトがあり、実現性が高いアイデアを知る。または探る。

DSCL METHOD CARDS 「PROTOTYPING -試作体験-」 #19

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「PROTOTYPING -試作体験-」とは、考えたアイデアを素早く具体化することです。具体化することで、指差しながらの会話を可能にしたり、アイデアの評価を体験として判断可能になります。 WHY:何のために?・作りながら考え、さっさと試して、無駄な議論をなくすため HOW:どうやるの?1:身の回りあるものをつかって試す 2:演じたり、紙に描いたり、作ったり、

DSCL METHOD CARDS 「ROLE PLAY -演劇体験-」 #18

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「ROLE PLAY -演劇体験-」とは、プロジェクトの関係者が色々なアイデアに関する役割や活動を演じることで、それらの評価を体験として判断可能にする方法です。 WHY:何のために?・演じることで体験的にアイデアを判断するため HOW:どうやるの?1:アイデアに関する役割とシナリオを考える 2:役割とシナリオを分担する 3:シナリオを演じ、アイデアを評価する

DSCL METHOD CARDS 「BY MYSELF -自問自答-」 #17

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「BY MYSELF -自問自答-」とは、アイデア出しのとき、必ず一人の時間を作り、アイデアを深めることです。グループワークと個人ワークを繰り返すことで、アイデアは深まります。 WHY:何のために?・一人でやった方が思考を深める効率がよいため。 HOW:どうやるの?1:最初は、一人でアイデアを考える。 2:次に、一人で考えたアイデアを複数人で共有し、他人のア

DSCL METHOD CARDS 「NETWORK MAP -関係地図-」 #16

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「NETWORK MAP -関係地図-」とは、ドラマの人物相関図のように関係する人、製品、サービス、コミュニティなどを線でつなぎ、その関係性を構造として見える化した図です。 WHY:何のために?・対象を取り巻く関係性を知り、チームで建設的な対話をするため HOW:どうやるの?1:製品・サービスを取り巻く登場人物を洗い出す。 2:登場人物たちの関係性を考え、必

DSCL METHOD CARDS 「Quiz -謎々作成-」 #15

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「Quiz -謎々作成-」とは、アイデアの方向性を決めるための「問い」です。代表的な問いのメソッドにH.M.W.があります。課題に対する着眼点、アイディア創出のための種として機能します。 WHY:何のために?・Wicked problem(厄介な問題・意地悪な問題)に取り組むには、問いを定める必要があるため。 HOW:どうやるの? 1:私たちは、どうやったら

DSCL METHOD CARDS 「VALUE PROPOSITION CANVAS -独自価値-」 #14

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「VALUE PROPOSITION CANVAS -独自価値-」とは、顧客・利用者が抱えている課題とその解決策を見比べる図表です。 WHY:何のために?・「顧客・利用者の求めること(ユーザー価値)」と「(企業が)提供する価値(ビジネス価値)」がズレていないか確認するため HOW:どうやるの? 1:顧客・利用者が「解決したい問題」「嬉しいこと」「つらいこと」

DSCL METHOD CARDS 「JOURNEY MAP -体験地図-」 #13

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「JOURNEY MAP -体験地図-」とは、利用者・顧客と製品・サービスの出会いから別れを描いた図です。対象人物の「行動」「思考」「感情」に分け、時間軸にそった場面を描きます。 WHY:何のために?・利用者・顧客の体験を知り、チームで建設的な対話をするため HOW:どうやるの?1:調査結果を発想源に、製品・サービスのイベントを付箋に書く。 2:時間軸にそっ

DSCL METHOD CARDS 「INSIGHT -理由分解-」 #12

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「INSIGHT -理由分解-」とは、「暗黙的欲求」や「意外な事実」のことです。顧客・利用者の言葉にできてない隠された本音や、ついつい行動していることを「なぜ?」と問うことで突き止めます。 WHY:何のために? ・インサイトを知り、効果的な解決策を考えるため HOW:どうやるの? 1:対象をひらき、抽象化する 2:抽象化した言葉を、「行動や現象(Facts)

DSCL METHOD CARDS 「CLUSTERING -情報分類-」 #11

Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014 WHAT:このメソッドは何?「CLUSTERING -情報分類-」とは、とは、集めてきた情報を分けて、まとめることで、プロジェクトメンバーが全体を理解しやすくなります。また、そこに新しい関係性や軸を見出すことも可能にします。 WHY:何のために?・集めた情報を整理するため HOW:どうやるの?1:似たようなものをまとめる 2:端的な名詞でまとめると上手くいかないので、情緒的要素や状況的