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20240228 ヨガはサイコー!!

「自分の身体と向き合うことで自意識から逃れられるようになった」というようなことを昨日の文章の最後に書いた。近年自分の身体に対してやっていることはいろいろあるのだけれど、そのうちの一つがヨガである。ヨガはサイコー!!ということは、常々声を大にして伝えたいことの一つでもある。

▼とある作品の稽古に参加していた時、演出の人がふと「ヨガをやろうか」と言ったのだった。その人自身もとある人から「このヨガはいいよぉ」と教えられて始めたのだそうだったが、20分足らずのそのヨガは瞬く間に私を魅了した。

▼初めてのヨガはとにかく苦しかった。身体が大きく柔軟性に乏しいので、ヨガで繰り出されるひとつひとつのポーズがとにかくしんどかった。女性陣はさすがというか、身体が柔らかいので苦もなくひとつひとつのポーズをこなしていくのだが私一人だけ悲鳴を上げ、汗をだらだら流しながらヨガに取り組んでいた。

▼稽古に行くたびに必ずヨガがある。「苦しい」「つらい」と思っていたのは最初の数日間だけで、みるみる私はヨガの虜になっていった。なぜか。端的に気持ちいいのである。人間の身体というものは健気なもので、毎日やっていることは少しずつできるようになる。手を付けなかったはずのところで手が付けるようになり、深くしゃがみ込めなかったところでかかとをつけて深く伸脚ができるようになる。それらの進歩が気持ちよさと自分の身体に対する信頼とを同時にもたらしてくれた。

▼ヨガの素晴らしさは動作そのものにあるのではなくて、自分の呼吸に集中したり、自分の身体のコンディションを内観したりするメンタル面でのメリットがとにかく大きいというのが私の実感である。かれこれ三年くらいやっているが、ヨガをやると圧倒的に心が整うのである。最初は稽古場で座布団を敷きながらヨガをやっていたのだがあるとき別の稽古場に置いてあったヨガマットと出会い、ヨガマットを用いてヨガをすることのあまりの快適さに涙を流さんばかりに感動した。そうしてコロナ禍の補助金でヨガマットを20数枚買うことにもなった。

▼もっぱらYouTubeの先生の動画を見ながらヨガに取り組んでいる。どうやらその先生はYouTubeでのヨガ動画の覇者であるらしく、たまにオフラインで浜辺でみんなでヨガをしたり、先生オリジナルのヨガグッズを販売されたりもしているようだった。「この先生のヨガマットを使ったら、私はもっとすごいヨガができるようになるのではないか」と考えて、ショップを覗いてみたらなんと一枚18,000円だった。さすがに私には手が出なかったが、今日もその先生の動画を流しながらヨガをして、私は自分の身体と呼吸に出会うことができている。

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