CSRに興味があるものの中小の弊社で意味があるのか

 どうも。一人暮らし10年目なのに未だに適切な食事量がわからない、ひらりんです。

 仕事で様々な企業のウェブサイトを見るのですが、世の中にはおもったよりCSRを気にしている企業が多い印象を受けました。
 CSRは日本語で企業の社会的責任と表しますが、言葉からわかる通り様々な場面に適応できるものです。
 売上を伸ばすことだけでなく、環境、人権、地域社会等様々なことに配慮している企業って素晴らしいなと思います。かたや売上の追求のために植物を枯らし、不当な請求をする企業もあると言うのに。

 さて、私は社員100人ほどの中小企業に勤めているのですが、この規模でも何かをしたら意味があるのだろうかと思います。
 弊社はITエンジニアの会社なのですが、自社開発をしている物はなく、仕事を請ける際も一次請けにはならないような立場の会社です。そうなると、CSR活動をしていることでプラスに働くことって少ないのではないかと思ってしまいます。

 求職者的観点から見たら、似た企業を比べる際に社会貢献をしている企業の方がよく見えるかもしれませんが、実際に入るとなると活動に参加するのって面倒そうに思われもしそうですし。ただ、活動写真があれば社員の雰囲気などを感じ取ってもらえるだろうから、それをプラスに取ってもらえる可能性はあるかもしれません。
 あとは今後営業活動をしていく際に有効に働くこともあるのでしょうか。箔がついたら良いのですが、結局大事なのはエンジニアの技術力であってそんなことは意味がなさそうに思えます。

 そうなると対外的なことは置いておいて、社員が自分たちは社会に貢献できていると思えたり、活動を通して社内交流ができるということに焦点をおいた方が良いのでしょうか。
 SDGsの活動もそうですが売上追及の活動のために使えるコストを割くという点で考えると、やはり余裕のある大きな株式会社が株主たちへのアピールのためにやっているような感覚が拭えません。大きな会社の場合結局はそれがブランドイメージ向上につながって売上向上になるのかもしれませんが。
 あとは歪んだ考え方をするなら、もしかしたら売上追求に向いていなかった社員の活動の場にされているなんてこともあるかもしれません……

 さて、気を取り直して実際にできることを考えると清掃活動であったり、幼い子どもたち向けのプログラミング教室であったりかなと思います。前者は運動不足や交流不足を手軽に解消できて良い取り組みだと思うのですが、やりたがる人って少なかったりするでしょうか……
 後者については、保護者との繋がりであったり、子どもが成長した時に弊社を選んでくれる可能性などを考えると売上にも繋がる活動になりそうです。ただ現状弊社は大人向けにお金を取って教える活動をしていたり、インターンシップの受け入れもしていたりするので、直接お金につながらないこの活動は微妙な気がします。多少流用できそうという点では手軽なのですが。

 弊社は未経験中途の採用を行なっていることもあり、良くも悪くも様々なバックグラウンドを持っている人がいるのでそれを活用した活動も何かできればと思うんですけどね。
 開発をしている会社であれば、他社や学校などで使える環境にやさしいシステムの開発なんかも良いとは思うのですが、企画力、開発力、営業力どれも欠けている気がしてなりません……って、それを言い訳にして何もしないのは他責思考に他ならないと思いますが。

 最近某社が生成AIを活用したシステム開発を展開するなんてニュースを目にしたのもあり、システム開発で生き抜くのがより難しくなりそうだけれどもどうやって変わっていくのが良いのかなあと悩む、ひらりんなのでした。

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