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いつか笑える日

いっつも同じことを書いているようで、
他にたくさん
今日1日にやらないきゃならない予定が
あるんだけど、
どうしても、
この「想ったこと」を
アウトプットしなくては
他が手につかなくて・・・

「お金」という概念の話です。

*******

でも、僕だけじゃないよね?

いつも「お金」の話が中心に
話題が動いている。

表層で
何か有意義な時間を
共に過ごしていても、
いつだって
今を生きる僕らには
「お金のこと」に
目を向けないわけにはいかない。

いつでも「お金」が
基盤に社会は動いているのが
現代社会です。

******

でも、
その「お金」という概念が
ふわふわしだして来ているのも
現代の特徴なんじゃないでしょうか?

ずいぶん昔から
「お金」が価値の基軸となっているのに
その基軸がフラフラと動く。

動かそうと
様々なパワーゲームが繰り広げられている。
・・・らしい。

******

法律すらも無効にしてしまう「財力」を
持つ人たちの権力で、
フラフラと動かされる「基軸」を
読み解きながら、
僕ら庶民は
移り変わるルールに翻弄されながら
生き方、生かされ方を
選択していくのである。

******

お金を生み出しにくい「仕事」は
誰もやらなくなっていく。

それでも、
「国の食料自給率は必要だ」
という意見への対処は、
国が、農家である人に対して
お金を保障する。

そのお金の保障がなくなれば、
誰も農作物を育てなくなる。

逆に、
お金を保障する産業が決まれば、
その仕事に
人生を捧げたり、
生きがいにしたりできてしまう世の中なんだ。

・・・軍事転用できる産業には
けっこう国が補助してくれるらしいね?

「補助」=「お金」のことだよね?

******

いかにして
必要なところへ
お金を回していくか。

それを現代は「治世」と呼んで、
会議や行政が繰り広げられている。

(ここか・・・)

対照的に
実働を担う人たちを「労働者」と呼び、
生活、労働条件、賃金、人件費、安全すらも、
お金、予算、賃金が
主な争点、解決方法となる。

******

ふと(ここか・・・)とカッコをつけたのは
僕がどうして共産主義系の
「労働者に権利を!」という主張に
違和感を感じるのかということの
自己理解にちょっと触れたから。

「経営者」がいて、「労働者」がいる。
世の中は今、
このどちらかのカテゴリで生きることになっている。

これらの呼び名の違いは
「どんなお金の流れの中で生きるか」
というスタイルの違いだ。

そして、
概念の常識から
するっと目を逸らすようにしつつも
「株主」という
資本金という財のパワーゲームが
一番大切にされている現代です。

今、「労働者」として、
経営者に雇ってもらい
経営者の裁量と、経営状態を鑑みて
賃金、月給で暮らしていくことは、
ワーキングプアなご時世、
昔より大変、ていうか、
金額を増やすことは難しいだろう。

そんな折、
国民みんなが「経営者」として、
個人事業主になることを
進められている。
お金の誘導で、
そちらに流れている氣がする。

「個人事業主」とは
聞こえがいいが、
インボイスやらなんやらから鑑みると
実態は
大規模経営者の「雇用」の負担を減らし、
下請け会社という名の下に
経費として、
必要な分だけ契約しよう。
という。

個人事業主の「自己責任」
という方向付けをされ、
求められた仕事を
格安の契約で引き受けないことには
個人事業は成り立たず、
指定された、
以前の「雇用」より安い金額で
「契約」して、
国も、企業も、
どんどんフォローが
手薄になっている。

ウーバーなるもで配送する人は
「個人事業主」らしいですね。

******

でも、これ、
全部、「お金」の話なんですよ。

お金の話だけで、
回っているし、
回らなくなっているんですよ!

******

プライマリーバランスを黒字化!
と言って、
世の中に出回っているお金が
回収されている昨今です。

国の借金を返し終わったときには
国民が持っているお金はゼロになるでしょう。
・・・という説も聞きます。

でもやっぱり、実感として、
お金を使うほどに、
税金とかで消えている。

お金をもらうほどに
税金で消えている。

回収された税金が
本当に国の借金返済に使われているなら、
今の社会サービスに還元されているわけでもない。

*******

ここまでお金のことを
考えることに時間を使っているけど、
なんか、
こんな実態のない「お金」に
人生のリソースを使うのって、
もったいない時間の使い方だな・・・
なんて思うようになって来ました。

*******

「積極財政」の声も、
どちらかというと支持するけど、
本質ではなく
これは「対策」ですよね?

世の中に
もっとお金が回るようになれば
日本の社会は豊かになる。
のでしょうか?

ひと昔前、
デフレ社会を経験する前、
お金が好循環で回っていて、
景気が良く、
みんな豊かだった。
と聞きます。

それだけでしょうか?

今、考えると、
今ほど、「お金」に
価値がなかったようにも感じます。

だから、
安く売って「喜んでもらうこと」を
重視したり、
おひねりでお金が飛び交ったり、
自分の経験としては、
路上で歌っていて、
お金を通りすがりで投げ入れてくれる人が
今よりも多かった気がします。

聴きもしないくせに…(笑)

国民の所得の水準が下がる中、
だんだんと、
「必要なもの」にしか
お金を使わなくなりました。

必要なもの、「ニーズ」も変わってきました。

より一層、
「音楽って大切なもの」という
ブランディングを図らなければ
ならなくなりました。

こんな時代を経た今、
また「お金がよろしく行き交う世の中」が
やって来たとします。

トリクルダウンで
僕にお金は巡ってくるのでしょうか?

口を開けて、
溢れてくるお金を待つのでしょうか?

それとも、
積極的に
我が懐に入るように
努力をすべきなのでしょうか?

「お金が好く行き交う世の中」が
やってきたら、
僕は、もしくは
僕の本質は、
取り残されてしまいそうな氣がします。

今だってそうだけど、
今、僕はようやく
開き直れてる。っていうか
今時代、
儲かるであろう方法だって、
儲かるとは限らないし、
新しいやり方で
儲け始めてる人もいます。

********

で、
僕が儲かって、
生活が安定して、
自由にお金を使えて、
安心して暮らせるように・・・
なるのかな?

弱い者たちが夕暮れ、
さらに弱いものを叩く
その音が響き渡れば
ブルースは加速してゆく

トレイントレイン / ブルーハーツ

底辺から這い上がって、
お金持ちになったとする。

その「お金」は
どこからやってきたものなのか?

どんな流れでお金の川は
流れているのか?

ブルースが欲しいのか?

勝者の光と
敗者の影のドラマを
大袈裟で、オーバーアクションに見える
メイドインアメリカの感性で
まだまだ味わいたいのか?

********

積極財政で、世の中にお金が回り、
椅子取りゲームが穏やかになるのは
喜ばしいことだろう。

でも、そもそも
なんでこの椅子取りゲームに
参加しなくてはならないのか?
意味がわからなくなってる。

産業革命以降、
劇的に人類の暮らし方が変化したことは
わかる。

生産物が、僕らの暮らしを
劇的に豊かにしたのであろう。

僕らはその人類の進化の上にいる。

今、次に望む変化は何なんだろう?
と考える。

で、さらに、
これ以降も
お金の動きに依って
社会の動きが左右される、
支配されるであろう予測に対して
「うんざり」な気持ちでならない。

まだまだ「お金になること」を
しなくてはならない
ということだから。

こんなふうに
noteを書いて思索をするのに
数時間も費やすなんて、
なんの利益もないことをしている。

このnoteにも
なんらかの利益の取得を考えないと、
無駄な時間になってしまう。

収益化を考える。

有料記事にしてみようか?
と考える。

アクセス数を増やして、
音楽事業への収益に結びつけることを
考える。

価値のあるものを
提供しなければ
収益は生まれない。

収益化するビジネスプランを立てないと
収益は生まれない。

収益を生まないと、
今の社会では生きられない。

*******

今、畑では
絹さや、小松菜、ほうれん草が
育ってきている。

隣の崩れた空き家の跡地からは
もうすぐタラの芽が
採れ放題になるだろう。

お金の収益は生まない。

日々の食卓に並ぶだけです。

それでも、
お金で買った
食器、調理器具、ガスコンロ、ガス燃料を
使います。

道の駅に出荷して欲しい。
と頼まれますが、
綺麗な野菜を選んで、
包装して、綺麗なお店の棚に並べるためには
相当な労力を
さらに使うことになるので
割に合いません。

値段は安くしないと売れないし、
売れ残っても悲惨だから。

パッケージして、
綺麗な見た目で大量生産するためには
産業機会を買って、投資して、
投資以上の収益を得る。

そんなGDPで数値化される
産業市場主義経済社会のデータに
参加しなくてはなりません。

*****

お金を手に入れようとすると、
その分、そこに1日の時間を
費やすことになるから。
それを「充実」とか「ブルース」とか言って
笑ってられればいいんだけど、
笑えなくなったんなら、
もっと笑えることに
人生の時間を使えるようにしていきたい。

そんな世の中になることを目標に
経済「経政済民」するなら、
「お金」をもっと
利用していってやってもいいんだけどなぁ・・

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