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末那識とか阿頼耶識の感じなんだと思う。

お念仏って大事なんたど想う。
般若心経くらい覚えようかな・・・
なんて想いながら
数年が過ぎた。

だから「お念仏」って言ったのは
形容詞的な意味です。

日々、呪文のように、
お念仏のように、
歌うように、
宣詞のように、
祝詞のように、

歌詞にしている詩以外にも、
癖のようにつぶやく言葉がある。
「癖」と言っても
意図的に創ってきた言葉です。

たとえば
ジョギングしている時、
「フッフ、ハッハ」と
ただリズミカルに息をしているだけじゃ
もったいない。

そんなとき
心の中でつぶやきながら
息をするのです。

たとえば、
ちょっとした一例で、手の内を見せると
「想いのとおりの道を歩いている」
などと、
今日の
子どもを学校まで送った帰り道に
つぶやきながら
ジョギングで帰りました。

何度何度も繰り返す。

そうだ。
と想ったり、
馬鹿馬鹿しくなったりします。

そして
「ここかぁ!」
と想うのです。

どこよ?

触れようとすると触れられない。
氣がつけば
すでに触れていたことだったりする。

「想いのとおりの道を歩いている」
と言って自己の夢を叶えていく
アファーメーション、
ポジティブシンキング、
自己啓発をしているわけでは
ないんです。

「想いのとおりの道を歩いている」
という僕で世界に立つ。

そのつもりで立っていると、
嘘を言っている僕に氣づきます。

逆に
想い通りにならないことばかり
目についてしまう僕が
現れたりします。

で、

なんか、

そんな様々な「僕」を
創り出している奴が
いることに氣づきます。

なんか、
『「想いのとおりの道を歩いている」
とつぶやきながら
想い通りにならなくて苦しんでる奴がいるぞ?』
って。

眺めてる奴がいる。

おまえは誰だ?

「はい。『私』です」

『私』さんは、
「苦しんでるなぁ」と眺めるだけで
苦しんではいない。

『私』さんは、
「想い通りに生きたいんだね」と
眺めてるだけで、
求めてはいない。

「それじゃ、何も解決しないんだよ!」
と息巻く僕。

『私』さんは
「解決したいんだね〜」と
眺めているだけで、
解決はしない。

いや、
解決も何も、
最初から「問い」もない。

それを「問題」として
取り上げたのも僕だ。

「想いの通りに生きたい」と
求めたのは僕だ。

「想いの通りに生きたいんだね〜」
と、『私』さんは眺めている。

僕は
「想い通りに生きたい自分」で
現実を生きることとなる。

で、
「想いのとおりの道を歩いている」
と、言い切り型でつぶやいてみる。

『私』さんは
「想いのとおりの道を歩いているんだね〜」
と言った後、
「どんな想いなの?」
と聞いてきた。

そうか・・・
きっとその「想い」のとおりなんだな。

分かんないな。

うまく分けられないな。

でも、
眺めてみる。
景色を眺めてみる。

心境を眺めてみる。

出逢っている世界を眺めてみる。

それを「問題」として捉えている
自分を眺めてみる。

・・・これが僕の「想い」かぁ

「したい」「されたい」
「逃げたい」「触れたい」
苦しんで、喜んで、不安になって、
安らいで、また不安になって。

頑張って、頑張って、頑張って・・・。

「がんばって!」
と、ちょっと『私』さん、
漏れちゃった♪

*************

理(ことわり)的には、
「生きている。」
「命とは
生き続けようと変化するもの。」
生きるための「死」も
自分の細胞レベルで常に起こっているし、
そのサイズ感を地球、宇宙レベルにしたら
人間にその「生きるために死ぬ細胞」の
役割が廻ってくるのも然りだろう。

「自分」の想いは
「自ず」に然った想いでないと
苦しいかもしれない。

でもその「自分」の想いは
ひとつの小さな命として、
「自然(じねん)」に取り込まれ、
留まることなく変化させられ、
いつか消えることとなる。

大きな自然の、生きる命として。

そりゃ生きる自分、
エネルギーを燃焼して、
自然の変化に合わせながらも
「自ず」を分けた「自分」で生きるんだから、
苦しいかもね。

苦しみばかりにフォーカスした
仏陀の言う理が
少しはわかるかも。

「生きるとは『苦』である」

「苦しいんだね」と
誰かが言っている。

言い方変えたら
「生きてるね」。

それだけ。

「想いのとおりの道を歩いている」

想いってなんだ?

今いる現実そのものが
映してくれてる。

まるで位相が反転したら、
音が無くなる原理のようだ。

もう
何も言わなくて好くなる。

ゼロになり、
それでもまた風が吹き始める。

生きてるからね。

僕が生きていることを知っている。

地球が生きていることを知っている。

宇宙が生きていることを知っている。

知っていると想っているのは誰だ?

僕だ!


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