お金を頂けると、
活動の幅が広がる。
お金が入ると
活動が継続出来る。
お金が回らなければ
この好い活動を
続けられなくなる。
価値のある活動をしているので
お金を支援してほしい。
応援してほしい。
決して自分が儲けたいわけじゃない。
世の中を良くしたいんだ。
家族を養い、
お金に困ることの無いようにしたいんだ。

もっと必要な所にお金が回るように
しないとダメだ。
もっと生活の苦しい人に
お金が回るようにしないとダメだ。
特定の人たちだけが儲かるシステムは
ダメだ。
もっと社会にお金が回るように
しないとダメだ。

インボイス反対。
消費税は廃止しろ。
もっとお金があれば
便利な暮らしが出来るのに。
夢を叶えて
生きていけるのに…。

＊＊＊＊＊＊＊＊

たしかに…
確かにそう思う僕もいます。

でも、
これらの声は
僕の個人的な声を
代弁してくれているのかと
言えば…ちょっと違う。

＊＊＊＊＊＊＊＊

景気の良かった時代から、
僕は、僕のやりたい生き方をして、
なかなかお金を頂けなかった。

価値をうまく説明
出来る活動ではなかったので、
「やりたいこと」が
価値のある活動として
デザイン出来なかったので、
お金を頂けなかった。

そもそも
お金とは
「やりたいことを我慢して
その対価として得られるもの」
という「設定」も
人生前半の長い間あった。

もちろん、
小手先の技術も経験も
まだまだ未熟で、
自分自身の「やりたいこと」を
表現出来ていなかった
反省もある。

パッケージを
上手に出来なかった。
パッケージを
綺麗に出来なかった。
雑味を美味しそうに
見せる手段だってあるし
初々しさを
魅せることも出来る。

「あんな人で大丈夫なんですか？」
と、影でこっそり
僕を値踏みしていたという声を
いろんな人から
後から聞くことがある。

僕は自分を
カッコいいと思ってるくらい
カッコ悪かったから
切り捨てられて当然だ。

「今だから言うんだけどね。
君は本当にあの頃、ダサかったから、
あの時は言えなかったけど、
今は少しは立派になったから、
あの頃言われたことを
伝えておくよ」

＊＊＊＊＊＊＊＊

あの頃の僕と
今の僕とは違う。

技術も振る舞いも
さじ加減よく
振る舞えるようになった。
なったと思う。

そして、
あの頃の僕が
今、社会に現れたら、
「君はまだまだ足りないから
君にお金は払えないよ」と、
今の僕は
彼の存在を否定するのだろうか？

＊＊＊＊＊＊＊＊

景気が回復したら
僕はどうなってしまうんだろう？

お金にならないことをやめて、
お金になることを
やらなければならないのだろうか？
お金になることをやって、
たくさん稼いだお金を担保に
やりたいことに
お金を使えば好いのだろうか？

昨今は
景気が悪くて
なかなかいろんなところで
お金が回らなくなっている。
僕はずっと
回っていなかったので
みんなも降りてきてくれて
安心している。

不景気の先輩として、
アドバイスすることも出来る。

でもきっと
景気が回復したら、
みんな元の職場へ帰って行く。
３年も４年も経てば、
帰る場所も
様変わりしているだろうけど、
懐かしの「活気」へ
帰って行く。

見送り、僕は想う。
「あの頃はよかったなぁ」って。

＊＊＊＊＊＊＊＊

全てが
「お金に力がある」
ということを前提にして
僕らはお金を求めている。

「儲け」を求め、
「儲け」を批判している。

その遊びを楽しんでいる。
・・・楽しんでいるんだね？
楽しくないのなら、
そのゲーム、
やめることは出来ないのかな？

別のゲームを
楽しむことは出来ないのかな？

やめたいのにやめられないなんて
何かの中毒症状と同じじゃない？

まぁ、「生きること中毒」の僕が
言うのもナンですが。

「生き生きと生きること」を
阻害する、
感覚をボヤかす中毒症状は
早く卒業したいなぁ～

なんて思っています。

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勝馬に乗れる人はいいよ。
「お金の力」を
もっともっと強化させることに
全力を注げばいい。

でも多くの、
弱い者たちが、夕暮れに
さらに弱いものを叩いてる人達（僕ら）は
このつまらないゲームから
降りた方がいいよ。

ま、奴らはコマを失いたくないだろうから
必死にプロパガンダして
食い止めにかかるだろうけどね。

「変えていこう！」と言って
同じ舞台で戦って、
勝てるとは思えない。
そこは彼らの舞台だから。

ただ、
その「頑張っている想い」が、
ゆるゆるっと
緩んできている感じを
そのまま世の中に反映させたら、
もっと僕らはこれから、
繁栄出来るんじゃないかな？
なんて
想ったりもするのです。

お金に何が出来るんだ？
求めたお金を手に入れて、
それで何を叶えられるんだ？

その「叶えたい何か」は
お金がないと叶えられないものなのか？
お金に「仲介手数料」を払って、
得られる「それ」に
本当に中身は入っているのかな？

そんなにたくさんパッケージを買わなくても、
僕らはもっと
直接、
「想い」を交換したり、
想い合ったり、
情報を交換したり、
知恵を分かち合ったり…。

空っぽのパッケージの
中に入っているものは
無数の可能性、
菌、空気、空（くう）。

数の無いものに
数を着けることに、
人生を捧げるなんて…

まぁ、
そう生きてきたなら、
これからもそう生きればいいけど、
・・・生きれるといいね。

わかる？

僕は「星の王子さま」を
思い出しているんだよ。

僕は
僕の大切な「想い」と共に生きて、
出逢えたキミと
友達になりたいんだ。

だから
するんだよ♪