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悪い事をする心理【結論:お金はダメで物ならOK】

物を盗んだ経験はありますか?
当然ないですよね。だって盗むことは悪いことですから。とはいえ、職場で使っているペン少し借りると自分に言い聞かせて家に持って帰ることは簡単です。
だって借りるので、盗むではないので悪いことじゃない気がします。

今回は私たちの品性についてのお話です。

簡単にいうと

物とお金では人間の心理がかわり
お金の場合は悪い事をしにくい。
物の場合は悪い事をしやすい。

このことについてお伝えさせてください。

物の場合
私が会社で残業をしてもう19時、そろそろ家に帰るか。とバッグを担いだところで家に帰ってから書類の記入をしなければならない事を思い出しました。
家には書けるものはないことに気がつきました。

机には会社のペンが転がっています。

このペンは私が会社で一生懸命働いているので、この小さな200円のペンくらい貰えても当然だと納得します。
もし見つかったなら借りたと言えば免罪符になりそうな気もしてきます。
当然のようにバッグの中にしまい込んで会社を出ました。

お金の場合
私が会社で残業をしてもう19時、そろそろ家に帰るか。とバッグを担いだところで家に帰ってから書類の記入をしなければならない事を思い出しました。
家には書けるものはないことに気がつきました。

机の横には会社の募金の小銭が置いてあります。

たまたま小銭が無くて200円のペンを買うにはちょうど良い。
しかし、これには手を出すべきでは無い気がします。
一生懸命働いたとしても、この小銭は貰えるわけはないし、
借りた後に返すと考えても、やりたくは無い。
もし見つかったら借りたという言い訳は見苦しいものになりそうだ。
当然のように募金箱には手をつけずに会社を出ました。

一体何が起きているのでしょう?

どうやら私たちの感情は、お金には正直でいるようにプログラムされているようです。

現金は盗めないけど
物なら盗めます。

世の中の不正は現金から一歩離れた場所で起きるんです。
予想通りに不合理より参考

今回の例の言い訳はあり得そうなことを考えましたが、人間の脳はこれ以外にも合理的に思える言い訳を作ってくれるので、本質ではありません。

物なら盗んで良いと錯覚してしまうことが本質です。

実験ではMITの学生の冷蔵庫に1ドルのコーラを6本入れておいたそうです。
一緒に皿の上に1ドル札を6枚置いて置きました。
コーラは72時間で学生に盗られて無くなりましたが、お金には手を出さなかったようです。
予想通りに不合理より参考

私も会社で同様の実験をしました。
120円のコーラを6本と、付箋の上に100円玉が6枚です。
両方とも冷蔵庫を開けたら見える位置に置いて観察しました。

結果は3ヶ月間、コーラもお金も誰も手をつけませんでした。

三ヶ月後に全て無くなっていたので、誰かが片付けたのだと思います。

おそらく日本人は誠実なので、物でも盗むことはしないのだと結論を出しました。

まとめ
お金は盗まず、物なら盗める。

馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。
フランソワ•ラブレー

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