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稲妻マルコ、会社やめたってよ〜パワハラはもみ消された〜

8月末、職場を退職した。一悶着というか、非常に骨が折れる職場(上司)との交渉、話し合いが続き疲労困憊だった。
パワハラを告発し休職の道を選んだわけだから会社は私を辞めさせたい、それが会社の基本的な姿勢だったのだと思う。私の希望は一点、9月から元の現場に復帰することだった。自分が慣れ親しんだ仕事に戻りたいという純粋な気持ちだった。会社はそれは許さなかった。あくまでもパワハラの加害者(スーパーナース)を社長は手放さなかった。何の行動も起こさなかった。「戻ってきても何も変わりませんよ」と言われた。復職は許されなかった。1年休職しリハビリしたら復職できるかもねぇみたいな話をされた。やり口が悪く、長時間ファミレスで宗教の勧誘のような不毛な時間が流れた。とにかく疲れた。退職届を出しても返されたり対応が支離滅裂だった。何とか9月半ばから復帰という話に纏まったと思ったら社労士から「1か月間休職の診断書がほしい」と電話がかかってきた。どうしたらいいかわからない状況だった。休職は歓迎されたが復職は拒まれた。会社に不信感を募らせ退職を申し出た。

辞めていい会社だったんだと思う。
職場に退職届を持参し、自分の荷物を持ち帰る時、相談にのってくれた看護師や何人かのヘルパーさんたちが暖かい言葉をかけ見送ってくれた。「頼りにしてたのに、辞める必要がどこにあるの?」と言ってくれるヘルパーさんもいた。笑顔で職場を後にした。十分だと思った。

途中で怒りが湧きパワハラ当事者や会社を相手に弁護士に相談しようかとも思った。でも一生懸命働いて貯めたお金をその会社と戦うためになんか使いたくない、怒りさえ持ちたくない、綺麗さっぱりと悪い縁を切りたいと思った。

何事もなければ非常に働きやすい職場で、心を込めて訪問看護サービスを提供できるいい職場だった。でもやっぱりパワハラ加害者を増殖させ力を持たせたのは社長の裁断だし、パワハラ加害者の部下として働くというのは身も心もすり減らす。彼女の言動で心身をすり減らすのは馬鹿馬鹿しい。我が子のためにある心身だ。私の心身だ。彼女が間違えたことをしても言論さえ自由じゃない。間違えていると言えない職場だった。やめて正解なんだ。

もともとこのnoteに記載してある通りに辞める方向に気持ちは前々からあった。思いがけない形で叶った。馬鹿馬鹿しいほど疲弊しながら退職できた。

なんと、明日職場見学の予定。

この職場は辞めた訪問看護ステーションに就職する前に一度応募して落ちている職場で、もう一度トライしたいと電話してみたら明日見学の運びとなった。以前はエージェンシー経由で応募したから落ちたんでしょうと言われた。

自分の手や目や声や全身を使って、丁寧に細心の注意を払って必要な看護を必要な分だけ提供し、対象が喜んでくれた一瞬に、看護の仕事の醍醐味があると私は経験から学んだ。

自分のこの心身を誰かに丁度よく使えるっていうのは喜びになり得る。

おそらく、そういう仕事をさせてもらいやすい組織だと思っている。ずっと憧れている母体である。そこが私の居場所であったら素敵だろうと思う母体だ。

明日、見学に行く。


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