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心が折れた。パワーハラスメントが壊すもの。

職場を辞めようか否かをずっと悩んできた。うちの職場は土日祝日に出勤することもあり、ゴールデンウイークも年末年始もない。有給をとるのも結構むずかしい。昇給はなく賞与は雀の涙程度。もっといい条件の訪問看護ステーションはたくさんあり我が子が小学校に入学する前に転職を熟慮せねばとは思っていた。

ただ、利用者さまと3年半という歳月で人間関係を築き愛着をもって訪問看護サービスを提供できるようになり、単に仕事が今楽しいという気持ちもあり、なかなか決断がつかなかった。

が!それは突如として起きた。

3年半の間、塵も積もれば山となる方式で蓄積してきたお局ナイフへの反感、ストレスが6/26、水曜日の午後13時半すぎ、限界へと達した。張りつめていた糸が切れたような感覚をもった。堰を切るように不満があふれ出し、心はポキッと折れ、私は休職することになった。お局ナイフのパワーハラスメントについて上司に言及した。

こんな風に人の心は壊れることがあるのだ。茶碗にひびが入るように、元には戻らないことがあるのだ。パワーハラスメントで泣き寝入りはしたくないと思った。ゆえに休職だ。はじめての体験だが、職場のパワーハラスメントは良くない。

誰かの言動が人の心を壊して、人の家庭生活を壊していいわけがないのだ。

プーチンのように力をもったワンマンお局ナイフの気分に振り回されて日々働いてきたが、もう無理、これ以上の服従は無理となった。限界がきた。ただそれだけだ。
繫忙期にもほどがある中での出来事だったため、他のスタッフ一人一人に、また管理者に非常に迷惑をかけてしまっている。それだけは心苦しいばかりだ。

でも、あの日を境に私は子供の言葉に耳を傾けてやれなくなったり、食事や睡眠がうまくとれなくなったり、抑うつ気分に苦しんだり、心身の状態も限界に達した。お局ナイフに「否!」と言って休むほか自分や家庭を守る術は
なかった。いまだに悪夢でうなされる。

今頃お局ナイフは「ほんと、迷惑。私の言う事を聞けないならやめちまえよ。いらないから。さっさと辞めてもらいたい。いやマジで。はあ?パワハラ?ないない!私がそんなことするわけない。マジでないから。はやく辞めてくんないかな!」と事務所で豪語しているのが目に浮かぶ。貧乏ゆすりしながら。

やはり彼女のもとで我慢するのは限界だったのだ。

今の職場で3年半、訪問看護師として従事し、私の名義で家と自動車を購入し、1000万円以上の貯蓄に成功した。

私は、幸せな働くお母さんだった。そんな安心や幸福が一瞬にして揺らいだ。

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