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日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである/古川健介『TOKYO INTERNET』

日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである/古川健介『TOKYO INTERNET』

「けんすう」こと古川健介さんが日本的/東京的なインターネットの特質に迫る連載『TOKYO INTERNET』。今回は、なぜ日本のインターネットで「名無し型の匿名」という形式が好まれるのかを考察します。

Daily PLANETSでは毎月第2水曜日に、古川健介さんの連載『TOKYO INTERNET』を配信しています。連載の過去記事はこちらから読むことができます。

日本における匿名とは、自分のこ

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なぜ日本が世界共通語「Emoji」を生み出したのか、そしてその影響とは/古川健介『TOKYO INTERNET』

なぜ日本が世界共通語「Emoji」を生み出したのか、そしてその影響とは/古川健介『TOKYO INTERNET』

Daily PLANETSでは毎月第2水曜日に、古川健介さんの連載『TOKYO INTERNET』を配信しています。

今回のテーマは、日本社会で生まれ世界中に普及した「Emoji」です。この独特の表現形式がどのようにして生まれたのかを、日本語のデザイン特性や表現の歴史から紐解きます。

(イラスト・たかくらかずき)

絵文字の簡単な歴史を振り返る今回のテーマは「絵文字」です。絵文字の普及には日本

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なぜTwitterは日本における最強の投稿サービスなのかを考察してみる/古川健介『TOKYO INTERNET』

なぜTwitterは日本における最強の投稿サービスなのかを考察してみる/古川健介『TOKYO INTERNET』

今朝のメルマガは古川健介さんの連載『TOKYO INTERNET』の第4回をお届けします。(毎月第2水曜日配信)

今やTwitterは日本でのみユーザー数が伸びているSNSとなっていますが、その理由を「日本における投稿サービスのアーキテクチャの変遷」から考えます。

(イラスト:たかくらかずき)

今日のTOKYO INTERNETでは、日本における投稿サービスのアーキテクチャの変遷について話し

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テキストサイト文化が生み出した「真面目にふざける」ビジネスモデル/古川健介『TOKYO INTERNET』

テキストサイト文化が生み出した「真面目にふざける」ビジネスモデル/古川健介『TOKYO INTERNET』

今朝のメルマガは古川健介さんの「TOKYO INTERNET」の第3回をお届けします。テキストサイトの時代から連綿と続く、「真面目にふざける」という伝統が、ブログ、ソーシャルメディアの時代を経て、いかに現代のウェブコンテンツに継承されているか。日本のインターネットの文化的本質について論じます。

▼プロフィール

古川健介(ふるかわ・けんすけ)
1981年生まれ。学生コミュニティの「ミルクカフェ」

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シリコンバレーのハッカー文化と東京オタク文化の大きな違い/古川健介『TOKYO INTERNET』

シリコンバレーのハッカー文化と東京オタク文化の大きな違い/古川健介『TOKYO INTERNET』

今回のnoteは古川健介さんの「TOKYO INTERNET」の第2回をお届けします。ヒッピーカルチャーとテクノロジーの融合から生まれたシリコンバレーのハッカー文化が、「世界を変える」という〈目的〉に突き動かされていたのに対して、日本のネットカルチャーは、〈手段〉や〈プロセス〉に価値を見出すところに特徴があります。日米のネット文化の違いを、様々なサービスやコンテンツから明らかにしていきます。

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東京っぽいインターネットサービスは「遊び半分」がキーワード/古川健介『TOKYO INTERNET』

東京っぽいインターネットサービスは「遊び半分」がキーワード/古川健介『TOKYO INTERNET』

今回のnoteは古川健介さんの新連載「TOKYO INTERNET」の第1回をお届けします。

ニューヨーク、ロンドン、シリコンバレー、そして東京。都市の物語とそこから生まれるインターネットサービスには深いつながりがあったーー。この連載ではときにガラパゴスと呼ばれる日本のインターネット進化史を〈東京〉という都市の文化から読み解いていきます。

▼プロフィール
古川健介(ふるかわ・けんすけ)
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