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プロダクトの人としてユニファ株式会社の執行役員に就任しました

こんにちは。ユニファの山口です。山口って結構どこの会社にもいるので「山口さん」だと誰だか分からなくなるため社内では「やまたかさん」と呼ばれています。

2024年3月よりタイトルの通り執行役員に就任し、合わせて開発部門の副本部長も拝命しました。1月からデザイン部門のマネージャー兼務になったのもありいわゆる兼任祭りではありますが、ユニファがプロダクトでさらに価値を出すためのブースターとしてやっていきたいと思います。


なお

ということで、言ったからには現場の意見と大義名分を結びつけて実現事例を増やしていかんなと思う次第です。

テクノロジーとデザインの分かる経営チームの役割に対し価値を感じてもらい、その役割は必要だねと次の人に渡せるようにするのがとりあえずのゴールです。

ところで皆さん、ルクミーを知っていますか?

採用活動でオファーメッセージを送ると「今って保育園の連絡帳がアプリになってるんですか!?」と言った反応をいただくことがよくあります。かく言う自分も現職への転職活動までその存在をほぼ知りませんでしたが、結構なっています。

保護者向けのコミュニケーションアプリ ルクミー for FAMILY


ルクミーは元々園・施設向けのフォトサービス「ルクミーフォト」から始まり、お昼寝時の体の向きのチェックをサポートする「ルクミー午睡チェック」などを経て、2021年からは総合ICTサービスとして運営されているプロダクトです。

歴史としてはまだ浅く、とはいえ園に必要な業務のサポート範囲を広げるために毎月1回以上のリリースを続けています。

保育ICT領域は先行するトッププレイヤーもおり、単純な機能数や導入数で言うとまだまだギャップがある状況です。プロダクトマネジメントの観点で言うと良く「あったらいいくらいの機能は不要」という話が出てきますが、保育ICTの領域では「利用頻度は別として、それがないと選択肢に入らない機能」というのが結構あります。

例えば自治体での導入においては機能要件一覧が公示されます。当然一覧にある機能を満たせないと入札すらできず、開発しなければならない機能の数が莫大になりがちです。これを短期間で追いかけるということもここ2-3年で進めてきており、大分コアとなる部分のキャッチアップは進みました。

利用者の求める機能と決裁者の求める機能のギャップはBtoBあるあるですが保育ICT領域では特に効いてくる印象もあり、「導入のための必要な機能」「現場の課題を解決するために本当に求めている機能」のバランスをつけてロードマップを引いていくというのが不確実性も高く大変でもあり、やりがいでもある部分です。

いつも目の付け所がとがってますよね、と言われるプロダクト開発

これだけ見ると開発の選択肢に自由度がなさそうに見えますが、2023年6月にはLLMの活用も始めており、機能利用率も4割近くを誇ります。一刻も早く一覧の機能を満たさなければいけないのに???と思われるところもあると思いますが、自治体のプレゼンでも好評です。

午睡チェックのリリース前には、保育園でのお昼寝をデバイスで見守るような市場はほとんどありませんでした。しかし、現状では非常に多くの園で午睡チェックを使っていただくまでに成長しました。保育現場でAIを活用することに対しても必ず役立てることがあるはずと考え、社内での技術検証が続いています。

「この一覧の機能が必要なんだからそれだけ作ってればいいでしょ」と考えることもできますが、それをなぞるだけであれば自分たちが関わる意味がないと思うのです。

園・施設の先生方と密にコミュニケーションを取っているからこそ出てくる視点、切り口で、圧倒的に保育環境の負荷を下げるだけでなく、子供の育ちに対する気づきの情報量を上げることができるはずと考えています。

そういったチャレンジを続けたいよねという文化が、ルクミーに関わり続けたいという気持ちにつながります。

保育現場の課題解決を一緒にやりませんか?(採用情報)

執行役員就任noteを書くならルクミーのことも知ってほしいし採用も強化したいということで、下記よりぜひルクミーの中の人の仕事についてもご覧ください。PdM、デザイナー、サーバーエンジニア、QAエンジニアなど広く募集しておき、子育て中の方にも優しい職場です。

保育領域はtoB、toCと様々な切り口で課題解決している会社がありますが、そう言った社会課題に取り組んでみたいと思われる方。ぜひユニファも選択肢に入れていただけると嬉しいです!

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