大河原浩一 Hirokazu.Okawara

Digital Artist & Writer/東京アニメーションカレッジ専門…

大河原浩一 Hirokazu.Okawara

Digital Artist & Writer/東京アニメーションカレッジ専門学校非常勤講師/LinkedInラーニング インストラクター twitter:@hiro_bitpranks Facebook:www.facebook.com/hirokazu.okawara

マガジン

  • どんとこい3ds Max

    講義などでよく質問されることや、わかりにくいよね~といった3ds Maxを使った3DCG制作のノウハウを私の記事からまとめました。

  • 3DCGあれやこれや。

    3DCGについてコラム的に。分野やツールに関係なく、あれやこれや。

  • Blenderクッキングレシピ

    初心者用に3DCGツールのBlenderを使った3DCG制作のあれやこれやを思い付くまま書いています。

最近の記事

3ds Max2024 私がよく使うショートカット一覧

暇に任せて、よく使う機能の3ds Maxのショートカットキーの一覧を作ってみたのでシェアしておきます。カスタムとなっている操作はホットキーエディターで新たに登録しているものです。ポリゴン編集などでは、右クリックで表示されるクワッドメニューに色々と操作が登録されているので、クワッドメニューから選択したほうが効率が良い操作もあるでしょう。その辺はお好みでという感じでしょうか。ショートカットキーをまとめていると、知らなかったショートカットの発見もあって勉強になりますね。UV展開とか

    • 2023年の活動実績

      2023年中に手掛けた執筆仕事の一覧をメモ代わりにリストしてみました。WEB等で公開されているものに関してはリンクが貼ってあります。2023年は書いたなぁと思ってましたが、リストすると意外と少ない……? 2024年度はもっとアクティブに活動したいなぁ。 ●書籍 『すぐに使えるAfter Effects』(マイナビ出版) ●チュートリアルビデオ制作 ・LinkedInラーニング 『3ds Max2024基本講座:基本操作とモデリング』 『3ds Max 2024基本講座:

      • Pencil+4ラインで生成された不要なラインを頂点カラーで消去する

        ●Pencil+4ラインでオブジェクトにラインを入れようとすると、どうしても不要な部分にラインが生成されがちです。そのような時は、ラインのサイズマップに頂点カラーマップを使用すれば、頂点カラーの明度によってラインのサイズを調整することができます。全く消去して良いのであれば、消したいライン周辺の頂点カラーを黒に設定します。頂点カラーをグラデーション状にすれば、徐々に細くなるようなラインも描画することができます。ラインの消去の方法は、マテリアルIDを変更して消去用のラインセットを

        • 【3ds Max コンテナを使ってアセットの差し替えを効率化する】

          ●差し替えが予定されているアセットの管理はどのようにしていますか 3ds Maxでシーンを構築する際に、仮のアセットを配置しておいて後で完成したアセットと差し替えるという場合があります。例えば背景を作成する場合に、ラフモデルを配置してレイアウトを確認し、後から作り込まれたアセットに差し替えるようなときコンテナという機能を使うと効率良く差し替え作業をおこなうことができます。ここでは、図のような教室の背景に、椅子と机をコンテナの機能を使って配置していく方法を紹介します。解説に

        3ds Max2024 私がよく使うショートカット一覧

        マガジン

        • どんとこい3ds Max
          8本
        • 3DCGあれやこれや。
          2本
        • Blenderクッキングレシピ
          1本

        記事

          3ds Max 頂点ペイントの簡単な設定方法

          頂点ペイントは、オブジェクトを形成する頂点にカラーや透明度を設定して、オブジェクトにペイントする方法です。頂点ペイントはビットマップテクスチャを使用しないため、メモリーを圧迫せずカラーを表現することができるため、ゲーム用のアセットなどに良く使用されます。特にライティングによる影などの処理を軽くする時などに使用されることが多い手法です。また、マテリアルを工夫することで頂点ペイントの結果をレンダリングすることもできるため、複数のマップを合成する場合のマスクとして使用するなど応用範

          3ds Max 頂点ペイントの簡単な設定方法

          LinkedInラーニングで公開されているコース一覧

          2018年からインストラクターとして参加しているLinkedInラーニングで制作したコースが結構まとまってきたので、一覧にしてみました。 LinkedInラーニングは、ビジネス系SNSであるLinkedInが運営するスキルアップのためのチュートリアルサイトです。扱っている分野もマイクロソフト社のビジネス系ツールから、プログラミング、3DCG、ビデオ、2Dアート、自己啓発まで、スキルアップしたいと思った時に思い付くツールのほとんどが網羅されているのではないでしょうか。Link

          LinkedInラーニングで公開されているコース一覧

          ☆Blender Cloudノススメ

          ・Blender Cloudとは Blenderが2.8にバージョンアップされ、UIもモダンになったことでこれまで敬遠していた人も使ってみようかという気持ちになって来ているのではないでしょうか。日本では、スタジオカラーがBlenderへのサポートを表明したことで注目度もアップしています。 Blenderは、多くのコミュニティが解説ブログやチュートリアルビデオを公開しているので、ツールの学習には事欠かないのですが実際のプロジェクトの中でどのような使われ方をしているのかとか、

          ☆Blender Cloudノススメ

          ☆Pencil+マテリアルにマップを使う

          3ds MaxのNPR(ノンフォトリアリスティックレンダリング)用プラグインのPencil+マテリアルでマップを使用する場合の設定を紹介しておきます。テクスチャマップに影を直接描いてしまう場合は、標準マテリアルの拡散反射光にビットマップとして入力して、自己照明の値を上げておけば話は済んでしまいますが、光源の方向に応じた影を生成したい場合(現場では良くCG影とかっていいます)は、Pencil+マテリアルにマップを入力する必要があります。実はPencil+マテリアルでテクスチャな

          ☆Pencil+マテリアルにマップを使う

          ☆マテリアル設定のベースシーン作り

          マテリアルのベースカラーとレンダリングされたカラーを合わせる 3DCGでは、作成したモデルに金属やガラスといった質感を設定することを「マテリアルを設定する」と言います。マテリアルの設定が苦手という人もいますが、外せないポイントを理解すれば自在にマテリアルを設定することができるようになるはず、です。 では、マテリアルを設定する上でポイントとなるのはどのような要素でしょうか。マテリアルを設定する場合、マテリアルだけに注目してしまうと、なかなか上手くいきません。マテリアルの設定

          ☆マテリアル設定のベースシーン作り

          ☆リアクションコントローラを使ったモーファーの制御

          ●3ds Maxでは、オブジェクトの変換数値や、モディファイアのプロ パティの値をスライダーでコントロールすることができます。このよう な値をスライダーなどのヘルパーでコントロールすることを、リアクショ ンコントロールといい、リアクションマネージャーを使って仕組みを 作ることができます。 STEP01 モーファーを設定する まずは、コントロールするモーファーを設定します。ここでは二つのモーフターゲットを用意してあります。 STEP02 スライダーを作成する 次にモーファー

          ☆リアクションコントローラを使ったモーファーの制御

          ☆ルックアットコンストレイント

          キャラクターの眼球の方向をヘルパーでコントロールしたり、必ずカメラの方向にオブジェクトを向けていたいという場合には、ルックアットコンストレイントを使用します。非常に便利な機能なのですが、少々癖があり思うようにセットアップするには試行錯誤が必要なので、簡単に手順を書いておきます。(昨年Bloggerへアップした記事の転載です) ●コンストレイントする手順 ここではBipedにリンクした眼球オブジェクトをポイントヘルパーでコントロールします。 眼球オブジェクトとポイントヘルパー

          ☆ルックアットコンストレイント