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ばっちり覚えてるアニメの最終回・デビルマン(エッセイ)

デビルマンの不動明くんは
ワタシの初恋の人だった。

不動明王のワタシは(計算しないで)、
運命の人だと思っていた。

だから、最終回、何度も見た。

不思議なもので、アニメの
再放送はあまり予告なく
始まるので、最終回を何度も
見た割には、初回を見たのは
一回だけだった。

今はネットの時代で
なんでも調べればわかるけど、
いまだに、初回のデビルマンの
衝撃は忘れない。

その前に、最終回の話。
愛する美樹ちゃんに正体が
バレそうになった明くん。
最後に夕陽に向かうバイクに
二人乗りしながら、


明「俺があのまま(デビルマンの姿)
 だったら、どうする?」
美樹「中身が明くんなら構わない」

的な、青春セリフで
♪だ~れも知らない
知られちゃいけ~ない~♪

と、エンディングで終わった。

子供の頃のワタシは
しびれまくったシーン。

だけど、原作マンガの
おそろしさったら(エロさも)
すごかった。

で、で、アニメの初回。

善良だった明くんが、
ヒマラヤ山脈で、デビルマンに
体を乗っ取られるのだ。

目つきの悪くなった明くん
(ヒマラヤで父親が死んだ)
は、美樹ちゃんちに引き取られる。
(ここら辺、未成年だな~)

で、美樹ちゃんにぶつかった
瞬間、恋に落ちる。
たぶん美樹ちゃんの言葉は
「お父様、お気の毒で」的な
超☆清らかな感じだった。

って、こんなシーンを
ウン十年覚えているワタシの
頭のUSB、容量超えてる。

だから、最近もの覚えが悪いのか~。

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