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「アントキノイノチ」さだまさし氏(読書感想文)(*ネタばれ注意)

あの、さだまさし氏がねー、
いい話書くんだなー。

主人公、杏平(きょうへい)は、
高校中退して、ひきこもり?
父親の紹介で、死んだ人の
整理屋の手伝いを始める。

CO-OPERS
(クーパーズ=本当はキーパーズ)は
実在の会社で、社長も社員の
佐相(さそう)さんも実在。

杏平は、そこでトラウマを
治していく。

同時進行する過去、高校の山岳部。
松井という、チョー性格悪い男のせいで、
友達が自殺したり・・・
そして、会社の近くの
飲み屋にいたゆきチャンが、
実は元同級生で、
松井にレイプされて、
子供流産していた、とな。
ちょっと出来すぎているけど、
まぁ杏平と雪チャンは
仲良くなる。

整理屋の実情、なかなかすごかった。
タクシー運転手のくだりでは、
ホロッときた。
犯人が、長距離乗ってくれて、
お父さん(殺された運転手)は
感謝してただろうにって。

最近、そういう手放しの善意?感謝?に弱い。
FAL(うちの猫)のおかげだろうか。

さだまさし、続けて読もう。
なんといっても
秋桜(コスモス)の人だからねー。
タイトルは「アントニオ猪木」にひっかけてる・・・。


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