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卵ってすごい

1ヶ月くらい前に卵を30個買った。
なんとスーパーで人パックその量で売っているのだ。
これがなんと350円ほど。
使いきれるかな?なんて心配する前に、もう買い物かごに入れていた。

なんだかんだ2週間程で半分くらい使い切り、旅行する前にいくつかゆで卵にして相棒に残してきた。
そんなわけで1ヶ月経った今日、6つ残った卵。

賞味期限なんてとうの昔に過ぎている。
恐る恐るひとつ割って中を見てみた。
問題ない。匂いもない。
もしやこれは食べれるのでは?と思って、一応ぐぐる。

その結果、なんと卵は賞味期限が切れても冷蔵保存していれば4ヶ月は食べられることがわかった。
日本の卵の賞味期限は生で食べられる期限であり、万が一菌が入っていたとしても70度以上で1分加熱すれば菌は死ぬらしい。
香港の卵の賞味期限がどういう風に定まっているのかはわからないが、4ヶ月大丈夫なら大丈夫だろうということでしっかり加熱して食べることにした。

なぜ中身は生なのにこんなに保つのかというと、殻とカラザと白身のおかげらしい。
殻は見ても分かるように、外部から雑菌が侵入するのを防いでいる。
お菓子を作るときなどには取り除いてしまうカラザは、実は結構できるやつで、腐りやすい黄身を、抗菌作用のある卵白の真ん中に保つことで、卵が腐るのを防いでいる。

皆さんもご存知のように、卵はまた完全栄養食品だ。
たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンをバランスよく含んでいて、なかでも、たんぱく質は必須アミノ酸 9種類が揃っている。
野菜などと一緒に食べれば、すべての栄養素をとることができるのだ。
やはり何もしなかったら一つの命が育つはずだっただけあって、卵って色々すごい。


ある人からしたら当たり前だろうことが、ある人からしたらとても貴重な情報となる。
こういうのを知恵と呼ぶのだろう。

頭の中にどんどん知恵が積もっていくように、
どんな小さなことでも、
考えることを忘れずに日々生活しよう。



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