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学校選びのポイント(その1)

中学・高校・大学・専門学校などなど、進学を考える際に考えなきゃいけないポイントはイロイロあると思う。しかし、3~4年という長い時間を過ごすワケだから「設備が新しい」などの見た目だけで決めてしまうと、後悔してしまうこともあるのかなと。

自分なりにポイントを絞り切れている人は早々に決めて、目標に向かっている人も多いと思うけれど、なかなか決め切れていない人もいると思うので、長い教員経験を活かして幾つか記しておこうかなと。

で・・・1回目は「学校のリアルな様子を知る」について。

オープンキャンパスや体験入学などは、普段の学校生活と違った感じになっていることと、そこでヘルプしている学生たちは、相応にセレクトした人たちが多いので、リアルな普段の様子を知ることは難しい。また、イベント開催前には清掃なども行っているので、普段以上にキレイになっている可能性が高いのも事実。

なので、平日の学校見学・・・と考える人が多いと思うけれど、それも有効な方法にならないことも。というのも、事前に電話やWebなどで予約して参加する場合、「今日の〇時に授業見学があります」みたいな全体周知が行われたりして待ち構えられたり、学校側主導で案内されるため、具合の悪いところは回避されての見学になる可能性もあるから(笑)

じゃあ、どうすればいいか?答えは簡単で、「事前に予約することなく行ってみる」・・・いわゆるアポなし授業見学がイチバン効果的。

アポなしで行くと、態勢が整いにくいので比較的リアルが垣間見えやすいだけでなく、よほどの理由がないのに断られたり、見学までに時間がかかってしまうようなら、態勢を整えるための時間稼ぎである可能性も高いので、オススメできない学校である可能性も・・・。

以前(かなり前だが)にいた学校の時は、授業中だったにも関わらず、いきなり教室の内線が鳴って、何があったんだろうと思ったら、「今から授業見学が入るので・・・」という連絡だった(苦笑)

まあ、アポなしで行ってもこういう方法で対応される可能性もあるので、「絶対」とは言い切れないけれど、どんなイベントよりもリアルを知りたいならコレがイチバンかな・・・と思う。

あとは学校のカテゴリにもよるけれど、大学や専門学校なら、お昼休みの時間帯に合わせて学校周辺のコンビニなんかに行くと、生の学生の様子が垣間見える可能性もあるので、気になる人はやってみてもよいかと。

コロナ禍で教室はもちろん、校舎内に入れないところが多いと思うけれど、公式サイトなどで授業見学を謳っているところは入れる可能性が高いと思うのでやってみてはどうかな・・・と。



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