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明度について深掘りしてみる

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2021・11・17
🍎絵について
明度について深掘りしてみる
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最近外に出る回数が減って身体を動かさなくなってるんですが気持ちがあまり上がらないのである程度外に出て身体を動かすのはやっぱ大事なんだなって思ったヒロです(お気付きでしょうか、、)(当たり前のことを言っています)(当たり前を噛み締めるぞ)


すみません昨日更新の予定が今日になってしまいました!
今日は絵についての記事で「明度」について最近改めて考え直してるので、僕の考えの現在を共有します。

すごく固い言い方をすると、視覚表現研究の研究成果中間報告ですが、簡単に言うと絵がどうやったらうまくなるんだろうと日々考えていてそれについてのおすそわけ!です!

おすそわけレッツゴー!!

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▼視覚情報としての明度
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明度について例えばこういう情報があるとします。

明度とは、、、、
・目は明暗が色より見えやすい(色には明暗がある)
・立方体を描く時に明暗を分ける必要はない
・明暗を見れないと色をうまく使えない
・色には明度がある
・画面の中で白は明るいということ
・明暗のコントラスト
・明暗バランスで絵の印象が変わる
・画面の明暗比を意識する

技術として、、、、
・線が何を意味しているか考える
・3〜5バリュースケッチ
・薄目でみる


上記のような内容は明度を説明する時に、なぜ明度を理解する必要があるのかという理由と具体的技術として明度をどう扱うかというお話です。


でも今悩んでいるのが、そもそも「明度」ってなんぞやということ。


技術的なことで上のようなことは語れるのですが、「人間にとって明度、明暗がどのような存在なのか」を考えることでよりおもしろい話ができる気がしていて。技術的なことで上のようなことは語れるのですが本質的ではないように感じています。

僕は課題に対応する時に「一番根っこの部分ってなんだろう」と考えるようにしていて、技術は木で言うと枝葉の部分。基礎技術、本質的技術は幹。歴史観、人間観の部分が根っこというイメージでしょうか。この根っこの部分で明度を語るとしたら、、、というところに今まさに悩んでいます。

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▼明暗を「あかるい、くらい」と言い換える
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「あかるい、くらい」と言い換えた途端に「明度」が急に身近なものになります。
視覚情報として明度をコントロールして作りたい画面を作るという話の前に、こういったあかるいくらいの話の方が大事な気がしていて、例えば


世界は朝になるとあかるいし、夜になるとくらい。
人間は人に対して心を開いてるとあかるいし、閉じてるとくらい。

あかるいと気持ちよく感じるのはなんでだろう。
くらいと恐怖を感じてしまうってなんでだろう。

人間は電気を発明してからあかるい気持ちになる時間は増えたんだろうか。

なんで精神的な状態に明度のあかるい、くらいという言葉を使うんだろうか。


絵を描くには技術として明度を理解するのはとても大事ですが、その根幹にはそもそもなぜ絵を描くのか。絵を描いた結果自分はどうなりたいのかということがあります。

単純に技術として明度を語るのはできるんだけど、ここまで考えて明度を語った方が本質的だし自分の絵に活かせる気がしています(まだ抽象的だけどきっとそうだという確信がなんとな〜くあります)。

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▼技術がつくと目線が広がる
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ただそういった目に見えづらい話と同時に、技術がとても大事なのは確かです。
技術は目に見える形にして表現できるので多くの他者にとってわかりやすい。

ここまでこのコミュニティに人が増えたのも始めた僕が絵をツイッターなどでアップロードしていたからだと思うので、目に見える形になるとわかりやすいですよね。


他者にわかりやすいというのもありつつ、それより大事なのは技術がつくと自分のできることが増えるので考えられることが増えるんです。
なのでおもしろいことを考えられる人というのは必ず何かしらの技術を持っている確率が高い。それが絵にまだ現れていないけれど、見ている本がおもしろかったりするのはおもしろい本をさがす技術があると言い換えられます。

それだけ時間をかけて本を読んだり音楽を聴いたりして自分の考えを深めてきた。
例えばそういった人がこれから絵の技術をつけると、別で獲得していた技術を応用してさらにおもしろい表現が生まれる。

そしてまたおもしろいことを見つける。

技術と目線、視点の広さ、深さは比例関係にあるので技術は技術でとても大事。


それと同時に、「根っこ」の部分はどこだろうと考え続ける。

今は明度の根っこを掘って探している最中です。
根っこが見つかったら今準備中のデジタルスケッチ本にて書こうと思います。


頑張れ自分〜〜〜〜!!!!

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