月夜野きのこ園(金子崇範社長、みなかみ町)は、親子向け体験型イベント「世界のクワガタ・カブト大集合！」を4年ぶりに開催する。会場は「ノルン水上スキー場」(みなかみ町寺間479-139)で、日時は7月16日9時30分～16時30分の予定。注目企画は、ミヤマクワガタ(全長47㍉)の雌雄同体個体の標本＝写真＝展示だ。突然変異により誕生する個体で、一説では数万～数十万の発生確率も言われている。そのほか、各種イベントの開催が予定されている。

来場者がヘラクレスオオカブトの成虫や幼虫に触れられる「ふれあいコーナー」を設けるほか、展示即売会では初心者も安心して飼育できるように、クワガタムシやカブトムシの育成に精通した”クワカブソムリエ”が虫の選定や飼育方法を伝授する。午前と午後の2部では「ミヤマ仮面」こと元プロレスラーでクワガタを愛する垣原賢人氏と、タッグを組む「クワガタ忍者2」が昆虫教室を開く。

参加費用は中学生以上500円、小学生以下100円、未就学児は無料だ。2019年の開催では2日間で約3千人が参加した。

主催する月夜野きのこ園は、主にきのこの生産と販売を手掛けているほか、きのこの生産技術を応用してクワガタ・カブトの飼育用品の生産・販売も行っている。2015年6月には同社の「オオクワガタ産卵体験セット」がみなかみ町のふるさと納税の返礼品に採用された。

『Minakami Cruise　ひろ／2023.06』　写真：月夜野きのこ園(リリース利用)
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