みなかみ町で情報発信を手掛けるGENRYUは、7月2日の谷川岳山開きと同日に開催される「土合朝市」の出店者などを発表した。山開きに合わせて開催するのは今年で３年目。同町のアウトドアショップや飲食店など19者が出店する。

土合朝市は、土合朝市実行委員会が主催で、みなかみ町観光協会が後援している。イベント企画は、DOAIVILLAGE・GENRYUが携わっている。今回の出店者の内訳は、飲食店が11者、小売りなどショップ店が7者、アクティビティを提供するのが1者だ。

このうち、イラストレーターの落合恵さんが運営しているオンラインショップ「HIGASHI　ALPS」が初出店する。落合さんは「山小屋の売店」をコンセプトに雑貨と出版を手掛けている。商品はオンラインショップのみで販売されているが、イベント出店なども時々行っているという。土合朝市で出品するグッズについては確認できなかったが、オンラインショップでは、温かみのある山をモチーフにしたバッヂやステッカー、ワッペンなどが販売されている。

山をモチーフにした商品では、群馬県桐生市でアウトドア用ストールを手掛ける「PRIRET」が、谷川岳の等高線がデザインされたストール「TNGモデル」を多数出品する。同店が手掛けるストールは、伝統的な「風通織」と天然繊維を採用し、夏はタオルとして冬は防寒ストールとしてオールシーズンで利用できるという。また、生地が二重構造のため保温効果と速乾性を実現している。UVカットや消臭といった特性も備えているようだ。シルク、リネン、コットン、ウールから作られている。

そのほか、同町のアウトドアショップ「ワンドロップ　ストア」がウェットスーツを半額で提供するなど、良品が多数出品される予定。

飲食店では、クラフトコーラを提供する同町の「みなかみクラフト」が初出店する。郷土料理を提供する「ロッヂとんち」や同町でカフェを展開する「Yuju　Company」が手作りサンドイッチを販売するなど地元の食材を使用したグルメなども味わえる。ほか、醸造所を運営する「OCTONE　Brewing」は同町の水を使用したクラフトビールを販売するなど、さまざまな飲食店が出店する。

アクティビティでは、漢方と整体を提供するサロン「カラダふわふわ」が土合朝市でプチ整体を実施し、癒しの時間を提供する予定だ。

大自然と朝の清らかな空気の中で、心も体もリフレッシュできるような”ひと時”を味わえそうだ。土合朝市はJR上越線土合駅「DOAI　VILLAGE」内で9～14時まで開かれている。荒天の場合は中止。

『Minakami Cruise　ひろ／2023.06』　写真：〇年〇月撮影

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