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ローカルペーパーとの出会い パート3

自分が主催したイベントをちいき新聞の方に 取材 していただいた時の事だった。

割と抽象度の高いコンセプトのイベントだったために、取材を受けた当日、僕はあまり上手に説明ができなかったと思う。とっ散らかった内容をただただ早口でしゃべりまくったような気がする。

ところが記者の方は僕の話を冷静に書き留めていて、あるいは僕のSNSやサイトを十分に下調べしてくださったようで、複雑な内容の展示をわかりやすく簡潔にまとめてくださったのだ。

文章の構成力や、まとめ方、背後の考え方にものすごいスキルを感じた。それが何なのかはわからないが、これは今の僕にはないものでぜひ習得したいなと思っていた。

しばらくしてちいき新聞主催のオンライン・ライティング講座があったので参加してみた。編集の現場で華やかな経歴を積んだプロの編集者たちが公の場で書く文章のコツや心構えを無料で教えてくれたのだ。

日々流れていくSNSで書く文章と違い、スポンサーからお金をもらって発行する紙メディアに残る文章にはそれなりの書き方があるのだ。

しかしたった1回の講座を受けたところでその真髄がわかるわけもなく、なんとなく僕自身はモヤモヤと欲求不満を抱えていた。その矢先、地域新聞のライター募集の記事を目にした。ここぞとばかりに申し込んだ。履歴書やライターになりたい動機などを書いて書類審査があり、オンラインでの面接があった。

しばらくして合格の通知が来た!

自分自身の仕事・自分が行っている活動・自分の趣味に関し、今まではローカルペーパーにしろ、ラジオにしろ、テレビにしろ、出れたらいいなぁ、知名度が上がるだろうなぁ、そんなことを考えていた。

しかしこれからの僕の人生には

  「魅力的な人や団体を他の多くの人たちに紹介する」

と言う新しい側面が備わったのである。

これは責任があると同時に何より楽しいことだと思う。スキルはまだまだ未熟だが、この仕事は自分に向いてるんじゃないかって思う。

なので合格はとてもうれしかった。

何人かの先輩たちに面倒を見てもらいながらどうにかこうにか最初の校了をもらい記事を書き上げることができた。

生まれて初めて書いた記事

ローカルペーパーとの出会いについて綴ったパート1パート2の日記。まさかパート3があるとは自分でも思ってもみなかった。

一身上の都合により、地域新聞さんのライターは2023年4月に辞めることになりました。これまでのアーカイブはこちらです。

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