選択肢を減らす

11月からやってきた深呼吸アプリの制作がひと段落したので、以前からやりたかったApple Watchアプリ制作の勉強を開始した。

なぜApple Watchアプリを作りたいと思ったかというと、「やれることが少ないから」。

iPhoneは画面が広いから、いろんなパーツを画面に盛り込める。センサーも色々ついているからいろんなことができる。

でもやれることが多いというのは迷いも生じやすい。あれもできる、これもできる、そういう状態だと意外とやりたいことが定まらないのだ。

恋愛みたいなものかもしれない。結局めちゃくちゃ多くの女性にモテたとしても全員と付き合えるわけじゃない。しかし、一人の女性からめちゃくちゃモテるけど、そのほかの女性には全くモテない場合、迷いは生じない。やるべきことがはっきりする。その一人の女性を大切にする。それだけだ。

モテる男の場合は多分こうなる。

付き合っている人と何か問題があった時、その問題を解決することが大変であればあるほど、そういった問題の起きない女性と付き合えばいいんじゃないかと考えてしまうだろう。すぐに別れる決断はできないだろうけど、その間ほかにもっと自分に向いている女性はいないだろうかと考える。そういう迷いが生じるんじゃないだろうかと僕は思う。


迷いがない、進むべき道がはっきりしているというのはとても楽だ。選択肢がたくさんあるのも楽しいけれど、あっちへフラフラこっちへフラフラしているうちに、時間が経つと結局どれもこれも中途半端で、自分の市場価値も下がっているということになりかねない。

そんな状態になりがちだったかつての自分を省みると、残りの人生は選択肢を減らして迷いなく生きていく方がいいのではないかと思う。


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