たぶん結果的にさらなる自由を手に入れる気がする

おととい裸足で皇居を走ってから、心境が変化した気がする。

俺は俺でいいって思えるようになった。皇居を走る多くのランナーの中、裸足で自由気ままに走る人たちと一緒にいたことで、いわゆる一般的でない自分が存在していてもいいし、案外誰も気にしていないと肌感覚で理解できたのかもしれない。

前にフランスで一番有名な日本人「レ・ロマネスク」の記事を読んだ時に印象に残っている言葉がある。

飾り立てれば飾り立てるほど、心は裸になっていく

初めてフランスでコンテストに出たときは内心緊張していたらしいんだけど、緊張を緩和するためにド派手な格好をし、ブレずに自分たちの準備したことをやりきったら意外なほどウケたらしい。その後奇跡的に出演オファーが続き、しまいにはフランスの有名な人材発掘番組に出ることに。激しいブーイングにめげずにやり続けたら、どんどん肯定的な流れに変わってきて、最後は賛否両論状態まで持っていけたなんていうエピソードも。

自分は自分なんだからしょうがないんですよね。無理に周りに合わせても苦しいだけ。どんなに周りから浮いていようがなんだろうが、気にせずそのまま進んだ方が楽。それを突き通す上で大切なのが、外見的に完全に浮いているということなのかもしれないと思いました。中途半端に普通の見た目でいるより完全に浮世離れしてしまった方が開き直りやすい。諦めもつきやすい。

最近はずっとFiveFingers(5本指シューズ)を履いていたんだけど、1足しかないので少しずつ傷んできてるんですよ。しかしこのシューズが安くても12000円くらいして、収入がほとんどない今の僕には買い替えはかなりキツいんで困ったなぁと思っていたんですよね。

そんな中参加した裸足ランの会でワラーチというものを教わりました。裸足感覚で走れる自作シューズ。薄いゴムの板と紐で作った現代版のわらじですね。軽くて持ち運びが簡単。制作費も2000円くらい。これなら僕の懐にもそんなに痛くない。

もうこの際、5本指靴下とワラーチで日々を過ごせばいいのではないかと思い始めています。

たぶん結果的にさらなる自由を手に入れる気がする。

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