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2024年は本をつくることを目指すことにした

自分の本を出す。
夢のような話だったことが、急に現実味を帯びてきた。

2人の友人が自分の本を作り始めた。
2人ともそれを文学フリマというイベントで自分のブースを持ち、販売した。
どちらも完売。
もちろん僕は2人の作品をすべて買った。

夢中で読んでしまった。
2人ともプロのライターだから書くのが上手なのもあるけど、「知っている人の書いたエッセイはめちゃくちゃ面白い」ということに気がついた。
僕も自分の本を作りたいと思った。

2人の本は僕の手の中で宝物のように輝いている。
きっと作った本人も宝物のように思えているのではないかと思う。
そんな宝物のような自分の本ができたらきっとすごく幸せだと思う。

そして今日、勢いで𝕏で宣言した。
「来年は自分の本をつくることを目指します」
シンプルでいい目標だと思った。

2人の友人はプロのライターだから文章がうまい。
同じような文章クオリティを求めたら苦しくなる。
でも読んでくれる人が楽しめるような文章にしたい。

友人の1人の文体がとても好きだ。
リズム感がここちよく、どんどん読めてしまう。
4行から5行が一つの固まりとなっていて、その固まりが小さな物語になっている。
1つのエッセイの中に小さな物語が5〜6個入っていて、それが波のように心地よいリズムで押し寄せてくる。
いいところはどんどん真似していこう。

最初はKindle本にして、内容がまとまってきたら書籍化するのがいいかなと思った。
紙に印刷したあと修正することはできない。
せっかく買ってくれたのに、修正前のものを読んでもらうのは忍びない。
だからKindle本は売れなくてもいい。
僕が何度も読み返し、違和感がなくなるまで試行錯誤するためのバージョンだと位置付けている。

今日は何をしていても自分の本をつくることばかり考えていた。
熱病にうなされているような恋をしているようなそんな感じ。

20代はお風呂でアイデアが浮かぶことが多かった。
お風呂のなかで忘れないようにしっかり記憶し、急いで風呂を出てメモを取る。
慌てているから脱衣所はびしょびしょだったけど、とても楽しい時間だった。
30代・40代になってそういうことが全然なくなっていたのに今日は久しぶりに同じような感覚になった。
20代のようなワクワクした感覚になっているのかもしれない

お風呂で浮かんだアイデアは2つの本を同時につくること。
1冊はエッセイ集。もう一つはそのエッセイ集ができるまでの記録本である。
エッセイは純粋に楽しんでもらい、記録本は今の僕のようにこれから自分の本を作りたいと思っている人の参考として読んでもらいたい。
自分もできそうだと思ってもらうための本である。

なぜ記録本を作りたいのか?
もし友人がそんな本を出していたら絶対に買うからだ。
参考になるし、きっと読んでいて楽しい。
不安になったり、疑問に思ったりしながらそれをクリアし、形にしていく過程はきっと読んでいて面白いに違いない。
「こういう過程でできたのか〜」とわかったらエッセイ集がさらに輝いて見えるだろうと思う。

今日書いたこの投稿は記録本のための最初の記録である。
メモしておかないと忘れちゃうからね。
エッセイを量産しながらその過程を記録する。
そんな毎日が始まる。


▽ 鋸山(千葉県)の麓で呼吸で体を整える場所を運営しています。

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